♪こんにちは。
聞いた話ですが集落活動センターで
働いている地域支援員さんに対し、
その集落活動センターの稼ぎ頭の
事業のリーダーから、
ある意味、
・年末年始に連休を取っては、
いけない
…的な制限、プレッシャーを受けた
という話を聞きました。
☆
…
そのリーダーの価値観は、
今の企業の成果主義や自由主義重視で
…人々を生産性やアウトプットなどの
経済的価値のみで評価する傾向があり、
…生産性が低い人、アウトプットを
出せない人に対しては影でケチョン
ケチョンに言うのだそうです。
☆
そうした西洋的な価値観と共に、
地域(集落)支援員公務員に対しても、
「公僕」として妥当な行動を求める
ようです。
…公僕つまり国民に奉仕する
僕(しもべ)として,「禄を喰む」と
いう言葉の意味…
…誰のお陰で飯を食えている?
…自分達を養ってくださっている
国民の幸せに貢献している?
…国民の笑顔を見たくて仕事をして
いる?
…
西洋的な制度を取り入れるまでの
日本の公務員制度を知る為に、
江戸時代の公務員制度を調べて
みると、
それは、藩士に当たるようです。
…
藩士は襲名性…家が役目を引き継ぐ
ようになっていて、名誉や恥じない
ことを重視していたことから、
藩士は自らを律し、さらに、
制度的にも、律する心得、掟を
持っていたようです。
例えば、会津藩では、
会津藩士の子供たちは、地区ごとに
「什」というグループに属し、掟に
従っていたようです。
一、年長者の言うことに背いてはなりませぬ
二、年長者には御辞儀をしなければなりませぬ
三、虚言をいふ事はなりませぬ
四、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
五、弱い者をいぢめてはなりませぬ
六、戸外で物を食べてはなりませぬ
七、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ
この延長なのか、現在の山形県、
上山藩では、藩の掟として、
「上山藩士は居酒屋・芝居小屋・
祭りなど、人が多く集まる場所に
行ってはならない。」
…
こうした公務員の歴史を振り返って
みても、
「休みの希望を出す」事が、
公僕として、あれこれ言われること
なのかは疑問…
その職場の中で、調整がつかないとか、
その、休暇の為に、
集落活動センターやメンバーに
経済的な、あるいは、精神的な
負担をかける…
…その結果、お客様(地域の納税者?
それとも、お金を落とす人全て?)に
負担をかけるのであれば、
指摘を受けても仕方が無いとは
思うのですが、
…未だ「希望を出した」段階で
言われても…だと思うのです。
☆
…
都市部の価値観である成果主義を
集落活動センターに持ち込む事への
メリットもあれば、デメリットも
あり、
何より、SDGsの「誰も取り残さない」
とか、持続可能性に対しリスクも有る…
そのリーダーの価値観を否定すること
なく、「そうなのね」と受け入れつつ、
公僕の掟を破らなかったのであれば、
堂々として良い…。
☆
今の時代のありがとう…
…
そう思ったのと、同時に、
その価値観を持つ職場(ある意味、
パワハラ、ブラック系)を、
如何に改善していく…
…ある意味、人気の職場にしていく
ストーリーが大事なのかなと
思ったのです♪
☆
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