♪こんにちは。
地方が元気になれば、日本全体が
元気になる…。
☆
エドガー・ケイシーが描いた理想郷は、
民間の共同体。
☆
地方自治も含め、共同体は、どうしたら
ずっとうまく続くのか。
☆
今回も日本に政治による統治が
強くなる前の”うまく行っていた”
時代の、民間による自治を学んでみます。
☆
「日本的自治の探求」 石川一二夫著
1995年6月出版 より
☆
<世界が称賛した江戸時代の自治>
・江戸時代においては、すべて地方の
故事旧慣を破らないことが原則とされ、
…古来由緒の者が役儀につくのが
慣習であったので、官…
…明治維新以後の官製的な区戸町、
郡長のような存在が人民を支配すると
いうことはなかった。
☆
・江戸時代には「地方自治制」と
「国家社会制」が存在し、
「開闢(かいびゃく…天地が始まって)
以来無上の善政」が存在した
(徳富蘇峰)
☆
・江戸時代の村は自治組合であり、
名主、庄屋、年寄らの村役人は
村の富豪の内から選ばれ、
村の総代人としての資格を有し、
…彼らの職務は、藩庁に奉仕すると
言うよりも村民の協議にもとづいて
村の共同事業を執行することが中心
…住民の声に耳を傾けて、町村の
利害と共に生きようとする存在で
あった。
☆
(以上、引用終わり)
☆
地方自治体の役人は、政府中央に
顔を向ける今と異なり、
…庶民に関係深い人から選ばれ
庶民を向いていた。
しかし、ある時から、これらの
つながりを断ち切り、
地方自治体と庶民の間の距離が
広がり…
”選挙””民主主義””選挙区”
という名の下に、庶民と役員、
政治家との距離がどんどん開けられ
政治家が地元の庶民からの評判、
評価を気にしなくて良くなった…
そして、”お金さえあれば”という
価値観の元、それが奪われるという
恐怖感から、相手への不信感が
広がり、自己防衛が高くなり、
さらに”お金”のために忙しくなり、
人任せ…依存の機会が増え、
地域の行事、お役目に参加しなく
なり、
…人と人が分断された。
☆
これらは、本当に庶民の欲した
”変化”だったのか。
改めて考えさせられました…。
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