♪こんにちは。
先日、地域おこし協力隊の研修を
受ける機会がありました。
☆
地域おこし協力隊制度の一つの
目的は、その地域への定住ですが
数字的には3年後の移住継続の
割合は、65%。
…35%の方は、国や地方自治体の
期待通りとはならず、その地域を
去っていくという状況。
…
そんな課題に対しての、対策的な
内容に感じましたし、
…隊員に対しての、満足度を高め
ミッションをこなして欲しい
という思いやりの面も感じました。
…
地域おこし協力隊が、3年後に
定住できない…につながる理由は、
説明によれば、
・ミッションが継続できない
…募集時のミッションと実務が
異なる
・困っても相談できない、
…相談できる人がいない
・実務を通して3年後の定住
できている状態をイメージできない
…仕事は?収入は?生き甲斐は?
住む場所は?地域に溶け込んでる?
…などなど。
また、同じタイプのミッションで
区分けされたグループでの、
意見交換でも、同様の不満のお話を
聞きました。
…
個人的には、課題の本質は、
以下のような感じかなと感じてます。
・義務感、強制感、強迫観念を
感じすぎている
…地域おこし協力隊の活動資金は
税金。なので、3年後には、
その成果を”しっかり”示したい、
示さなければならない…という
呪縛があり、大きなプレッシャーに
なっていること。
・固定観念が強い…多様に物事を
解釈できない
…「こう書いてあれば、こうだろう」
という思い込み、期待が大きすぎる
場合、自分の解釈と期待とのギャップ
に差があれば、不満が生じるのは
当然とも。
その原因の一つとして、
採用された地方自治体への
不信感もあるようです。
…
…今回の研修で示された、私たちの
一定の活動費に対し、地方自治体に
よって給料が異なる、使える予算が
異なっている…という事が、
わかっている人もいて、
(皮肉にも、みんなと意見交換して
わかったことでも…(笑)
…また、私達が困っても去っても、
実質、国も地方自治体も困らない…
私達に関する採用資金なども、
国から出ている…
…なので、別に大事な存在として
サポートする必要は無い…
…という地方自治体の闇の部分、
ブラックボックスへの不審が
あるから…とも言えます。
…
…こうした、不信感や悲しい経験が
出てくれば、固定観念が固まり
易く、自己防衛が高まるのも
理解できます。
…元々、自己肯定感や幸福度が
高くなければ、なおさら…。
この国の若者の自殺率の高さ…
世界ワーストからすれば、
不満や恐怖を感じる人が多いのも
頷けます。
☆
なので、もし、この投稿を見ている
方で、地域おこし協力隊を検討されて
おられるなら、
…こうした現実を知った上で、
いろんなことがあり得るゲームだと
思っていただいて、
…経験を豊かにして、価値観を多様に
する訓練する機会だと思って
いただいても、いいのではと感じます。
逆に活用する…といった感じで。
…
<参考>
私が感じている、困りごとは
通勤手当と、通勤時間、通勤ルート。
…地域おこし協力隊には、通勤手当は
無いそうです(ガーン)
確かに募集要項に書いてない(汗)
(書いてないものは無い→お役所の
きまりごと)
…
…なので、与えられた住まいから、
ミッションの拠点まで、距離があれば
その分の移動にかかる時間や費用は
自分持ちになります。
…同じテーブルの方は、山道で
スリップして廃車になって
大赤字だと悲しんでおられました。
(もちろん、採用された地方自治体
からは、金銭的サポートは無し)
…
さて私の場合、3つのルートがある
のですが
Aルートは10kmと最短。でも道が細い
場所が多く、対向車も多い、速度も
早い、上り下りありの峠道。
所要時間は約20分
Bルートは17km。さらにAルートよりも
すれ違いできない区間が多く、
無事通過できれば奇跡的な区間。
所要時間は25分
Cルートは大きく遠回りするルートで
約30km、所要時間は30分以上で
時間帯によっては渋滞リスクあり。
しかし道路は広く快適。
安全性は最高。
…のどれかを選ぶのですが、
安全性、ガソリン代、所要時間に
関しては、
…自分から聞かない限り、採用後に
気づくことになります。
…
いずれにしろ、私の場合は、まずは
流れに沿って経験を増やしていく、
知ることに専念する1年にして
いきたいと思っています。
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