♪こんにちは。
…この国が滅亡の危機にある…
そんな認識がある国民は
どれだけいるのでしょうか。
…静かに忍び寄る足音。
・値上げ
・品不足
・地震の頻繁な発生
・異常気象
・政治不安…
「お金で解決すれば良い」と、
誰か依存の状態では生き残れない
今、
特に子供がいるかたに、
触れて欲しい本です。
被災し、ある意味マイナス状態の
地域が、ゼロ、そしてプラスの
状態になった物語です。
「奇跡の集落」 多田朋孔氏 著
農文協 2018年11月出版 1800円
☆
<主体性と体制づくり>
・市民会議はあくまでもサポート
する立場。復興の主役である地元の
人がどんな反応をするのか、誰が
主役になるのかを探す場でも
ありました。
…また、こういうイベントする事で、
マスコミ、他地域の同様の立場の
人に来てもらうことが出来ました。
・人集め…集落出身者や、
ボランティアで通ってきて下さって
いる方などブログなどで広く
声がけが行われました。
・壁塗りなど素人でもできる作業は
ワークショップ形式で作業を進め
ました。
☆
・稲作の勉強もしていて、遠方へ
視察に行ったりしました。
…
<補助金を使う、使われる?>
・長期的なイメージを持たない場合
補助金がつくし、目に見えやすい
実績になるからと言って、
…先のことをよく考えずに、
イベントをするとか、特産品を
つくるとか、古民家を改修するとか、
そういう形に現れる事業に
走りがちです。
…その場合、往々にして取り組みを
行うこと自体が目的になってしまい、
結果、逆に地域が疲弊することも
よくあります。
・補助金やコンサルタントは、
「こちらが戦略をもって使わないと
いけない」ということです。
☆
・役所から下請け型の仕事ばかり
受託していると、NPO法人は疲弊し、
スタッフも長続きしなくなります。
…結果として、そのようなNPO法人
にはノウハウが溜まりにくくなり、
仕事の質が高まらず、行政側も
委託料をさらに安く抑えたくなると
いう悪循環に陥ってしまいます。
☆
・NPO法人として公的な仕事を
しながら、それなりの金額を請求
するためには、
…専門家依頼型もまじえて、委託を
受ける必要があります。
…仕事の質が高ければ、需要と
供給の関係で徐々に見合った金額で
行政からの委託の仕事を受けることが
できるようになります。
☆
おしまい。
Post Footer automatically generated by Add Post Footer Plugin for wordpress.