♪「家族依存のパラドクス」斎藤学 氏著の紹介です!



♪こんばんは~

メンタルの問題は、かかえた”本人”
が注目されますが、カウンセリングを
する中で、その回復の鍵を”親”を
はじめとする家庭が握っている場合は
非常に多いです。

今回紹介する本は、そんな家族の
重要性や、症状とか回復に対しての
リアルな現場の解釈を確認することが
できます。

数回に分けて紹介します。
家族依存

「家族依存のパラドクス」 斎藤学氏 著
新潮文庫 平成24年5月出版 460円

 
【依存・共依存】

・アディクション(依存症)の種類は
減らすのではなく、増やす方がいい。

…一つに絞って「アルコール一筋」
なんてことになると病院が待って
います。

・体に悪いアディクション(依存症)
から体にいい、というかそれほど
悪くないアディクションに変えて
いくのです。

…エクササイズ、マッサージなどが
これに入ります。

・共依存者とは、「他人の世話やきに
没頭し、自分の真の必要(欲望)が
わからなくなってしまった人」のこと
である。

・共依存者で多いのは、夫に絶望し、
子どもの世話焼きに没頭する母親
だろう。

…子を生きがいとし、期待で縛り
上げる。

…この縛りから抜け出ようとする
子は非行やひきこもりなどの
「(親の)期待はずれ」を演じる
他しかない。

 
【親の存在価値】

・あらゆるカルトはすべて「親教」
だと思います。

…何が大きくて強い存在がどっしりと
していて、その人がすべて何でも
知っていて、「自分は何も知らない
無力な存在である」というのが
教義の底に一本流れています。
 

・退行している子どもに
「しっかりしろ」というかわりに、
お母さんは、必要に応じて
「だっこ」してやればいい。

 

・(相談者は)お母さんを底抜け
に信じてはいない。私を捨てて
逃げるんじゃないかって疑って
いる。

 

・親が子供に責任を負える年齢は、
せいぜい15歳だろうと思います。

 

・ひきこもりの時、
「お母さんは何を私に望んで
いるのか」を考えるのです。

…お父さんはどうか、兄さん、
姉さんは…

…それがいちいち自分に対する
自己嫌悪につながります。

…お母さんはこれを望むのに
私はそれをしていない。

 
・親が問題を「子どもの問題」と
して焦点をおいている…

…問題を自分たちのものと考え、
自分の行動修正に乗り出すように
なると子どもたちの問題行動は
次第に消退に向かう。

 

・AC(アダルトチルドレン)は元々
親を責めるための言葉じゃあり
ません。

…自分の今の行動がどうして起こる
んだろうと考える時、それを説明
する時に使うんです。

 
【目標…回復やその条件】

・(病気から回復して)働くのが回復
とは思わないんですよ。

…そこに居直るのが回復。
 

・あなたはそういう性質を克服したい
というけれど、克服とは「やっつけて
勝ってやる」という気持ちです。

…自分の性質を敵に回したって勝てる
はずがありません。

 

・相談者の考えている「まっとうな人」
というのが狭すぎるんですよね。

…狭く考えすぎるから、それを自分が
やれるようには、思えなくなって
しまっている。

 

 

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