♪嬉しさと悲しさの境目?


♪こんにちは。

ジャニーズの性問題…。
それに対しコメントした
山下達郎氏に対しても
批判がされているような
報道がされています。

人は過ちを犯した人に
とても冷たい…犯罪人とか
とても強く批判されます。

では、その批判のエネルギーは
どこから来るかというと、

自分が言ってほしい言葉じゃない…

…言ってほしくない言葉を発する
存在へ、

…悲しさや、自分の価値観を
正当化したい…自己防衛本能が
働いて、相手を否定、攻撃する
のではと、思います。

例えば、ジャニー氏に対し、
その行為は犯罪級で悪魔的…
と感じている人は、ジャニー氏は
悪魔であり、全否定したい存在…
という価値観があります。

なので、

・言ってほしい事:
→自分の価値観を肯定する言葉。

…ジャニー氏はひどい人、
問題を徹底的にあぶり出すべき!
被害にあった方が可哀想

・言ってほしくない事:
→自分の価値観を否定する言葉。

…ジャニー氏は性的に問題が
あったかも知れないが、
芸能界でお客様を喜ばせ楽しませて
来たという功績はある


自分の大切な存在が傷つけられたら
それも理不尽に、一方的に、傷つけ
られたら、可哀想、悲しいという
気持ちが湧きます。

そんな悲しい気持ちは自己防衛本能を
起動させ、感情的になり、
冷静さを失い、普段見えるはずの
ことも見えなくなる…。

…相手を100%否定し、攻撃
してしまいます。

…でも、その後、冷静になった時に
傷つくのは自分…。

後悔、自己嫌悪、罪悪感となって
襲ってきます。

なぜなら、私達の本質は、
「自分や周りの人を大事にしたい、
喜ばせたい」…だから。

…そんな本質にに反することをすれば、
自分に矢を向ける事になります。

…今、自分はしあわせだろうか?
という問いに答えられない時は
本質に反しているのかも知れません…。


では、自己防衛本能を起動させず、
冷静な自分を保つにはどうしたら
いいのか。

そのヒントはマンガ、鬼滅の刃に
ある気がします。

鬼滅の刃に出てくる鬼は、
理不尽に人を襲い、殺します。

そんな鬼を倒そうとする剣士
達を描いたヒーローもの…
ではあるのですが、

鬼が負けた時、なぜ、鬼に
なったのか…という鬼の事情も
描かれています。

人にひどい目にあった、
騙された、虫けら同様に扱われた…。

そんな鬼になった裏の事情を
私達は100%ではないけど、
少しだけ受け入れることが出来るから

…「鬼滅の刃」は多くのファンを
獲得できたのではと感じます。


数々の犯罪的行為をする人は、
その犯罪的行為の部分だけ
報道され、社会を敵に回します。

…でも、鬼滅の刃のように、
100%とは言えないけれど、
私達が少しだけでも受け入れられる
ような事情があるはず…。

…そこに想像力が及ばなければ
私達の本質に反してしまう…。

マスコミが報道してくれない
(意図的に隠す)以上、調べたり
想像力を発揮するしかない…。

そんな能力を与えられているのも
人間の特権だと思うのです。

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