♪こんにちは。
豊森なりわい塾の講座の中で、
今の資本主義、経済学を前提にすると
地球環境を持続できない…という
事を学びました。
その理由を裏付けしたくて、
読んだ本を紹介します。
…特に女性の方の世の中への
もやもや感が晴れるのではと
思っています♪
…
『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』
カトリーン・マルサン氏著 高橋璃子氏著
河出書房社 2021年11月30日 出版
…
<人は合理性で動く?>
・経済は合理的で、貧欲で利己的な
個人を前提としている。これらは
伝統的に男性に結び付けられてきた
性質だ。
☆
・教育は資本投下であり、給料は
利益の回収だ。人生は経営であり、
資本は自分自身である。
☆
・技術の進歩によって子宮の中の
胎児の性別がわかるようになると、
…南アジアや中国や韓国、また
シンガポールや台湾などでも、
女児の選択的中絶が広まった。
…
・モロッコの女性が工場に働きに
出るために長女に学校をやめさせて
幼い妹や弟の面倒を見されることも、
…すべては合理的な意思決定だ。
みんな自由で、すべては最良の
結果を手に入れるための合理的な
行動なのだ。
…自由という言葉は、使い方次第で
どこまでも残酷になる。
☆
・世の中は合理的で常に正しいのだ。
市場が女性の賃金を少なく計算した
なら、
…それが彼女にふさわしい金額に
違いない。
…経済学者の仕事は、疑いを持つこと
ではなく、
…一見おかしなケースであっても、
市場の判断を正当化することに
あった。
☆
…
・なぜ人は結婚するのか?…
…その方が効率がいいからだ。
…なぜ人は子どもをつくるのか
…その方が効率がいいからだ。
…なぜ人は離婚するのか…
その方が効率がいいからだ。
…経済学者は次々と問題を出し、
答えを当てはめていった。
☆
…つづきます。
素敵な週末を♪
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