こんにちは。
…著者の渋沢寿一さんは次期の一万円札に
決まっている、封建的身分制度から
…「お金」というツールを用いて、
みんなが平等でしあわせな社会を
つくろうとした渋沢栄一氏の
お孫さんにあたります。
…
…本当は平等をつくるツールで
あったはずのお金が約30年前位から
変質していく…
…その頃から人の大切な価値観の
基準が、「生きること」や「しあわせ」
の代わりに「お金」になっていく…。
…もっと、もっととお金を求めた結果、
私達の暮らしは便利に楽になった
代わりに、
…人は自己肯定感が薄れ依存傾向となり、
それを補うためか地球が3つ必要なほど、
資源を搾取し、生態系に負担をかけ
持続可能性を脅かした結果、
…今の異常気象でしっぺ返しを受けて
いるのかも知れません…。
…
…日本や世界各地を訪れた結果、
生きることや、しあわせの原点は
明治時代以前の日本にあった…。
…現在の私達、未来の子供たちに残す、
原点復帰のためのヒントの数々を
紹介します。
「人は自然の一部である」渋沢寿一氏著
地湧の森 2023年7月出版
☆
<その暮らしは持続できる?>
・あらゆるものが循環しながら
バランスをとっている自然界の中で、
一方的に消費するだけの存在は
あり得ません。
…しかし、人類だけがそれを
やり続けています。
・大もとの自然とも言える地球が、
気がついたときには破壊し尽くされて
いることを、気候変動や公害は
人類に教えてくれています。
☆
・地球資源が有限であることを
知りながら、そうは思いたくないと
目を背け、欲望に任せて奪い続けて
きた結果、
…もし80億人といわれる現在の
人類全員が、今の普通の日本人の
暮らしと同じ生活レベルを望むと
したら、
…
<あなたは実は豊かでない?>
・ウルグアイのホセ・ムヒカ大統領は、
人類が生き抜くための文化的な鍵となる
言葉として、
…「貧しい人とは少ししか持って
いない人のことではなく、際限なく
欲しがる人、いくらあっても満足しない
人のことである」というアイマラ族の
ことわざを引用し、
…環境問題は私達人類が自分の心の中の
どこかで歯止めをかけない限り
解決できないということを、
国連の場で述べました。
☆
・「もっともっと」と行き過ぎた
文明の発達、「自分だけ」のことだけを
考えてきた文明の発達が環境破壊を
招きました。
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