♪あなたの家は大丈夫?~「子供が心配」より10


♪こんにちは。

社会が作ってきた、押し付けてきた
ある価値観に沿って、自動的に、
考えること無く判断してしまう…

…「ああなれば、こうなる」と
思い込み、行動がワンパターンに
なってしまう。

心理学で言えば、社会とか教育で
その人の価値観が決まり、
個性は奪われ、ロボット化して
しまうという現象。

自殺世界ワーストの原因の一つ
とも言われています。

…親の期待に叶わなければ、
勝てなければ、役に立たなければ
存在価値がない…。

そんなロボット思考化に警鐘を
鳴らし続けている養老孟司氏と、
同じ心配をしている方々との
意見交換の本です。

「子供が心配」 養老孟司氏著
PHP新書 2022年3月出版

<高橋和也氏 身体をつかうこと>

・言葉で答案を書くのとは違って、
実際に手を使ってやることは、
ごまかしがききませんね。

・親や周囲の大人たちから
「本を読んでばかりいると、
ろくなことにならないよ」と
言われましたし、

…やっぱり「子どもは外に出て、
身体を使って遊べ」ということ
だったのでしょう。


<高橋和也氏 頭ばかりで生きること>

・「自分」の身体は田んぼや畑、
海からとってきたものを食べて
作られた。

…つまり自分自身は環境
そのもの。自然の一部である。

…ところが、都市化とともに、
人間は自然からどんどん離れ、
現代は意識が肥大化した
「脳化社会」になってしまった。

<高橋和也氏 教育の害>

・単にテキストやビデオの教材を
使って「環境問題のなかでも
食品ロスは、深刻な問題になって
います」と教えるだけでは、

…自分の問題として捉えるのは
難しいですよね。

…そうではなくて、自分たちの
出す残飯はどうなっている
んだろう…というところから
考える。

…そうすれば食品ロスが環境に
どんな負荷を与えているのか、
改善策として何ができるのかを、

…実感を伴う形で理解し、考える
ことができます。

・「形式的に物事を押し付け
られて育った子どもは、

…自分の頭で考えることが
できなくなる」。

…このような教育は精神的に人を
殺す殺人教育である」
(自由学園 もと子氏)

…つづきます。

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