地域おこし協力隊~その提案の先に笑顔は?


♪こんばんは。

赴任している集落活動センターに
対し、地方自治体と企業が研修の
一つとして、「地域活性化」の
為のアイディア出しを複数の
チームに分かれて出して下さって
います。


集落活動センターとしても、
情報提供をはじめ、参加者の
「地域活性化の為のアイディア」に
ついて中間報告を受ける機会が
多々あるのですが、

サービス精神旺盛な、婦人会の方の
リップサービスと異なり、

どのチームの提案にも物足りなさを
感じています。

それは、おそらく、単純な理由で、

「なぜ、そのアイディアは、
これまで出なかったのか、
実行できなかったのか?」

…という質問に相手が答えられないと
思われるからです。


地域の希望は、地域内コミュニティの
活性化…私なりに解釈すれば、

今は地域外に出ている
子供たち、孫たちを含めて、
地域内のいろんな人達が助け合う
地域にし、地域を存続させて行きたい、

その為に、集落活動センターの利用や
運営を持続可能にしたい…です。


そして、その希望の背景には、
全国の地域が抱える課題…

「お金が無いと生きれない、
安心できない」という価値観、
固定観念故に、

…地域では生きていけない、
安心して暮らしてはいけない…
と、家でも、学校でも無意識に
教え込まされ、

地域外に出て働き、家族や家を得て
帰ってこない…

その為に、地域は若い人が留まらず
高齢化して担い手が減っていく…。

…という課題があるはず。


しかし、先の研修チームの提案は
その問題の原因や担い手不足を
スルーしている気がするのです。

…いい企画があれば、人も集まると
いいたいのかも知れませんが…。


しかしながら、集落活動センターの
歴史を見る限り、地域だから、
プロが居なかったから、
いい案が出なかったわけではない…

…今は情報社会。地域おこしの
成功事例も、あっという間に共有
できますから、アイディア自体は、
地域の皆さんで作ってこられたけど…

…最後は、地域内での協力関係が
イマイチなことと、実行者…
…担い手の不足が課題だったわけです。


そういう意味で、付け焼き刃的、
暫定的なアイディアに見えて
しまっています…。

もし、本当に原因、真因に向き合った
案なら、笑顔で歓迎します♪

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