♪こんばんは~
今朝、子どもが母親と口論になり、
「キレて」いました。
子ども:(TVを見ていました)
母親:学校の準備終わっているの?
(全ての準備が終わらないとTVを
見てはいけないルールです)
子ども:…。(無言で集中している)
母親:声を大きくして、
「テレビを消しなさい」
子ども:え~
母親:消しなさい!
子ども:なんでだよ!(キレる)
といった具合です。
…子どもはなぜ、キレたので
しょうか?
…怒ったのでしょうか。攻撃的な
態度になったのでしょうか。
それは、「反転形成」というしくみに
よります。
人は、極度に悲しくなったり、怖く
なると、
脳が「このままでは、落ち込んだり、
悲しくなってしまい、相手に攻撃
されて生存が危うくなる」と判断し、
脳内伝達物質を操作し、興奮させて
攻撃、威嚇にふさわしい状態にする
そうです。
例としては、いじめられた子どもが、
急にキレて反撃したり、
ワンコ(犬)が他の犬に牙を向いて
吠えたり立ち向かう風景を見たことは
ありませんでしょうか。
それらも、反転形成によるものです。
つまり、キレるということは、
本当は「悲しいとか、怖い」と
言いたい叫びたいはずなんです。
今回の子どもの場合は、
「私は、TVを消されるのが非常
に悲しい」
あるいは、母親の大声と消し
なさいという命令的な態度に対し、
「私は怖い」と言いたかったのです。
世の中には、”悪”という言葉が
あります。
例えば悪人とは、どんな人なの
でしょうか…。
人を傷つけたり、攻撃したり、威嚇
したりする人なのかも知れません。
でも、その影には必ず、「悲しさや
恐れ」があります。
…なので、悲しいなら、悲しいと
言えばいいのです。
怖いなら、怖いと言えば、叫べば
いい。
…問題は、それが出来ない事。
何かがブレーキになって、反転形成
に従い攻撃的な態度になってしまう…。
…そう考えると、この世の中にある
「悪」は結果であって、人そのもの
には、「悪」は無いんじゃないか
…とも感じます。
悪に同情するわけではありませんが、
もし今時点で「私は攻撃されている」
「嫉妬されている」「嫌がらせを
されている」
と悲しみ、怖がっている、あるいは、
そのことでイライラしている人が
いるなら、
その相手の行動の背景には、悲しみや
怖れがあると言うことを、思い出し、
可能であれば、相手の悲しみ、恐怖が
どこから来ているのか、考える事で
「怒り」に取り込まれ、感情的な
行動に移るのを防ぐ事ができます。
…反転形成は、時に悪循環します。
それについては、また別途、
書きたいと思います。
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