☆
♪こんばんは～
先日、精神科医の松薗りえこさん
による「あるがままメゾッド講座」
を受講してきました。
先生は、統合医療で精神疾患に
取り組まれておられ、医者＝短時間
の診療と薬だけ出す！という
一般常識である西洋的な精神科医
とは異なった考えでケアをされて
おられます。
講座では、そのケアの基本的な
技術である「あるがままメゾッド」
についてシェア頂きました。
私が理解した「あるがまま」とは、
”否定しない”事かと思っています。
お話にあった、一つの例ですが、
体に語りかけると病気が治ると
ありました。
私なりに解釈したのは、例えば腰痛
で困ったとします。
腰痛はメッセージであり、
もし、そのメッセージを否定する
事無く受け取り、
その意味を理解し行動に移せば、
症状が消える…という感じです。
私達はいろんな特徴を人それぞれ
もっています。
一般的な尺度では、長所、短所などと
区別されますが、
短所をハンディキャップのように
ネガティブに捉える、悲観する人は
多いと思います。
でも、そんな短所も見方、視点、
立場を変えれば、また違った印象に
なったり、長所になったりするもの。
つまり、否定する必要はない…。
それが「あるがまま」を受け入れると
いうことだと思うのです。
その講座の中で、質問をしました。
それは、「カウンセリングは身内とか
自分に親しい人では、やりにくい、
効果が出にくいと言われていますが、
どんなところに気をつければ、
効果が出るようになりますか」という
質問でした。
松薗さんのお答えは、
・相手が聞き手と信頼を築き
難いのは、
ゲーム（こじれた人間関係や、
パターン化された対人トラブルを
引き起こす自滅的な
コミュニケーション）に囚われ
易い事。
…これまでの普段の生活での、
「ああ言えば、こう返される」という
パターンを悲観したり恐れ、
心を閉じがちになること
なので、傾聴に徹するなどで、
相手の認識を変えることや、
相手の反応で、何に対して◯×の
ジャッジをしているのかを
気づかせる事が必要
・相手を否定したり、指摘、決め付け
をしないこと
…人間は、指摘されたり、決めつけ
されたり、否定されたくないもの。
否定とか指摘、決めつけられると
悲しくなり、反転形成で攻撃モードと
なり、相手を受け入れられなくなる。
親しいとどうしても、聞き手側が
「なんとかしてあげたい」と考え、
おせっかいをしがちですが、それは
逆効果になると理解しています。
…というご助言をいただいたと
理解しています。（間違っていたら
すみません（汗））
私達の行動パターン…
物事を見る⇒解釈が生まれる⇒感情が
生じる⇒行動する
の中で、解釈が生まれた時、それに
対し、自分で自分の解釈に
”◯””×”をつける…
こんな風に解釈した私はダメ（×）だ
と自分を責め、罪悪感とか自己嫌悪に
なると、
心のエネルギーを激減させたり、
悲しさや怖さと相まって反転形成が
生じ、威嚇的、戦闘モード態度となり
冷静さを失った行動をしては
また、その行為にダメ出しをして…
と悪循環にはまります。
「あるがまま」であるには、
自分の解釈クセや、◯×のくせを全て
受け入れてしまう…。
ダメだと思い、隠したり囚われる行動
から降りる…そんな自分の特性を
を諦める（小林弘幸氏の言葉を借りれば
明らめる）事が大事…。
身近な時間にとっても密度の濃い
お話を伺えました。
受講者から質問を受け付ける時間も
たっぷりありました。
その他、簡単な気功によるケアの
方法や、受講者一人ひとりに調整した
バッチフラワーレメディのプレゼント
がありました。
自分と向き合う、カウンセリング、
そして薬以外で心身のケアについて
知りたいという方にお勧めです。
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