♪薬なし、自分で治すパニック障害 森下克也 氏著の紹介です3~


こんばんは~

先回に引き続き、パニック障害や現在の
精神医療に詳しい本から、数回に
分けて紹介します。

今回は、治療と対策の現状に関しての
情報です。

パニック

「薬なし、自分で治すパニック障害」
森下克也 氏著 角川SSC新書
2014年1月出版 780円

【治療・対策の現状】

・薬を処方することが自分の
唯一の仕事であると思っている
医者は多いのです。

・薬に対し無批判な患者さんは、
発作がつらいからといって安易に
薬に頼りすぎ、薬を減らす意識の
乏しい医者の言いなりになって
しまうかもしれず、漠然と処方が
続き、病院と縁がきれません。

・欧米では、パニック障害の治療に
ベンゾジアゼピン系抗不安薬を
使用するのは一ヶ月以内という
コンセンサスがあります。

…それ以上は推奨されていません。

…しかし、日本ではこの点が曖昧
です。

…よく効くからという理由で、漫然と
処方され続けているのです。

・うつ病にしろ、パニック障害に
しろ、原因が単一ではなく、
心理的要素や社会的要素など、
複合的に原因が組み合わさった結果
なので、治療効果が6割程度…

…効く人もいれば、効かない人も
いるのです。

・認知行動療法は、薬に頼らない
優れた治療法の一つです。しかし、
一回のセッションで一時間ほどを
要し、専門カウンセラーも必要です。

…コストと時間の問題があって、
一般の医療の現場に広く普及している
とは言えません。

・パニック障害経験者の情報は正しく
読むには選別眼が必要です。

…選別眼がないと、こういう情報は
症状を悪化させる危険なものにさえ
なってしまいます。

…書いた当人は気づいていません。

・アルコールは短期的には副交感神経を
刺激してリラックスさせてくれますが、
その効果は長続きしません。せいぜい、
一、二時間程度です。

…それ以上になると、逆に交感神経を
刺激し、却って脳が興奮して目が
冴えてしまいます。

【効果の望める治療・対策】

・「こうしよう思考」…パニック障害
が起きた時に少しでも苦痛を和らげる
ために取りうる行動を具体的に思い
描いていきます。それだけで人は
楽になります。

「こうしよう思考」は客観的で、
筋道を立てて、解決に至ろうとする
思考です。

…客観的な思考こそが目の前の困難を
冷静に分析し、解決策を見つけ出す
のです。

・大切なのは、「これをやれば
とりあえず安心できる」という方法を
1つか2つ持つことです。この方法を
持っているだけで安心できます。

「いいや思考」とは、文章を
「いいや」で終わらせることです。
そうすることで安堵感が増します。

・うつ病、不安障害、身体表現性障害
などは、漢方薬のみで治療することが
可能な場合があります。

・漢方薬の長所…危険な副作用
(依存やアクチベーション)がない、
西洋薬の副作用を軽減できるという
メリットが有ります。

・漢方薬の短所…即効性がない。
どんなに早くても効果が出るのに
2週間程度はかかってしまうこと、
アレルギーが出ることがあること。

 

薬なし、自分で治すパニック障害 (角川SSC新書)

 

 

 

 

 


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