♪こんにちは。
イスラエルに来て3日目。
滞在の中で学んだことを
書いておきます。
今回は、「教訓を活かす」
「先祖にご縁に感謝」です。
◆マサダ山
・イスラエルが滅びる前の最後の拠点、
要塞。最後の三年間、この要塞に
たてこもって戦った。
・ヘロデ大王という建築技術や芸術性に
長けた指導者により設計された。
…蛇の道と呼ばれる、限られた狭い道
でしかアクセスできない構造、
(蛇の道は蛇の語源?)
…雨水を効率的に貯め、10年分の
水の貯蔵、牧畜や農作物栽培によって
約1000人を養い自給自足が可能。
☆
<教義に生きる>
・ローマ軍のウシハク※を背景にした攻撃
…周りの山を崩してマサダ山への道を作り
着々と攻めてくる
・ユダヤ民族の攻撃の限界…進軍してくる
ローマ帝国に対し、攻撃をすることで
妨げてきたが、ある日から、それが
できなくなった。
…それは、ローマ軍が進軍する先頭の兵士
が奴隷になったユダヤ人であったから。
…ユダヤ民族は同胞が大事…攻撃できない為、
ローマ軍が進軍してくるのを待つしか
なかった。
☆
・ユダヤ民族の最後の選択…聖書に従う
ユダヤ民族は、絶対の神にのみ仕えることを
大事にしており、それにより自由を感じれる。
…降伏しローマ軍に捉えられれば改宗
させられたり、奴隷として辱めを受け、
心の自由を奪われる。
…なので奴隷にならない…選択をした。
・戦わず、降伏しないという選択の結論は
自決。しかしユダヤ人が従う十戒の一つは
殺すな。その中でも自殺はご法度。
…そのため、まず自分の一族を殺し、
それから、くじで決まったとおり、
お互いを殺し、最後の一人のみ自決した。
・その悲劇、ユダヤ人の誇りを未来の復興
への願いを込めて伝え残す為、数人の女性と
子供を隠した。
<再び滅びないために>
・18歳で男女が軍へ入隊する際の入隊式を
マサダ山で行う。それは、軍人として何の
ために戦うのかの確認、覚悟させるために
行われる。
・「No more Masada」:国を失った結果に
起きた悲劇や辛さを繰り返さないために。
☆
・世界最強(戦略も兵器も)の軍隊と
言われるイスラエル。
…全ては国が滅びないために、それまでの
教訓を活かした結果。
…核シェルターの全世帯分確保もその一つ
であり、自分たちを脅かす存在
(ウシハク文化※)をよく知り、国民全員が
危機管理を共有している。
※ウシハク…土地や人民を自分の私有物
として支配し領有するという意味。
…強権的に統治すること。
<日本への教訓>
・民族とは、神話や同じ歴史を共有するもの。
それができなくなった時、その民族は滅びると
言われている。
・日本人は未だ国を失っていない。今も国が
滅ぼされる事なく存在するというありがたさ…
…しかし、「当たり前にあること」への
数々の先人の努力(例:靖国神社に祀られて
いる存在)や先祖への感謝や、
民族としての誇りを忘れれば、
…日本の国の成り立ちを共有できなければ、
その民族は滅びるとされる。
・日本は誰かに守ってもらえる、話し合いで
済む、まさか滅ぼされないだろうという
根拠がない楽観的思考、受け身的な
姿勢が多勢。
…政治がそう仕向けけているとも感じるが
周りの国を本当に意味で知れば話し合いで
解決できるのか、武力衝突が起きないのかは
よく分かるはず。
…それを国民一人一人が主体的に考える事の
大事さをイスラエルの教訓を活かすこと。
特に未来の担う子どもたちの為に。
◆クムラン遺跡
・約2000年前の写本が洞窟で発見。
イスラエルの国宝となっている。
・神様のユダヤ人への想いという奇跡
を感じれるエピソード。
・イスラエルが建国されるまで発見
されなかったという奇跡…もし建国前に
見つかれば、
…他国に持ち去られたり、捨てられたり、
あるいは保存状態が悪化し残らなかった
可能性が高い。
☆
◆エリコ…世界最古の街
・パレスチナ自治区にある1万4000年前の都市。
(イスラエルから国境を超えて訪問)
・聖書に登場する人物が数々の物語の中で
行きかい、縁を結んだ街であり、農業発祥の地
とも言われる。
・私達がいるということ…先祖たちの数々の
ご縁が途切れることなく続いているという
ことを感じさせられる。
☆
・聖書でイエスが悪魔に試される話の舞台。
空腹の時に悪魔が誘惑にやってくる。
…神の名前や神の教えを使ってエゴに
生きるように、戒めを破るように
仕向けてくるが、
…イエスはそれを頭で判断するのではなく、
霊的な力で判断し退けた。
…しかしこの悪魔による誘惑はイエスが
死ぬまでチャンスを伺っていた…一生、
つきまとっていたとされる。
…それを克服したのは周りの存在への
思いやりに生きること。周りの存在の行為を
許し、認めること。
…自分を刑にかける人々にさえ、神様に
許しを請う姿…「神よ彼らを許してください。
彼らは何をしているのかわからないのです」
…愛の存在と言われる所以。
☆
…孔雀さん…
<その他>
・パレスチナ自治区の今…日本など複数の国が
支援に参加。その支援への感謝の気持ちとして、
街のあちこちに日本を称える看板があるのだそう
(見れなかった…)。
…日本の取り組んでいる内容は大きく2つ。
一つは診療所を作った事。そして多国による
農業指導支援チームの一員としての支援。
…イスラエルも同チームに農業の技術支援と
いう形で参加。
<その他 雑感>
・ボケル_トーブ…現地の言葉で「おはよう」
の意味。人との関わりを心がけ、挨拶を
積極的にしないと”頭部がボケますよ”
…というメッセージではないかと勝手に
思ったのでした♪
続きます…
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