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♪こんにちは。
先日、世界の片隅にを見ました。
映画館ではなく、配信で。
ふわっとした雰囲気の中で、
「ふつう」というキーワードが
繰り返し伝えられていたように
思いました。
☆
今、J-アラートなるシステムが
あります。
なった、ならないといった問題や
「空振り」…被害が無かった
ことに関して、ヤンヤヤンヤして
いるようですが、
「世界の片隅に」の中では、
「空襲警報」として描かれていて、
映画では、これも最初は「空振り」
ばかりで、やれやれ…という
感じでしたが、
実際に爆弾が落ち、防空壕の暗い中で
大地が震えるのを感じ、
☆
火が上がり、家を焼かれて…
気がつけば、それまであった「ふつう」
が無くなっている…。
無くなって、初めて「ふつう」の
大事さ、ありがたさが分かるんだと
感じました。
ただ、心配になったのは、映画の中では
「爆弾が落ちてくる」事に、地域で
備えをしていたのです。
個人の家に地域の人が協力して
防空壕を作ったり、
爆弾についての勉強会があって、
それなりの知識が展開されていたり、
非常時の準備、火の後始末もしっかり
訓練されていたり、
家には防火水が備えられていて、
実際に火を消すのに有効でした。
市民レベルで、やってくる災難について
「自分たちで何とかする」という
心構えがあったのです。
…しかし現代。
敵のミサイルに関しては
「建物の中で
頭を地面にふせて」…と地震並の
情報だけが与えられています。
…逆に言うとそれ以外は対策なし、
すっかり国に依存してしまって
います。
そして、怖がっている「ミサイル」に
関しても、実際に見たわけでもないし、
情報だけが流れています。
大きな二次被害を生む原発が
止まるとか、備えが始まったと
いった「リアル」で感じれる危機感に
乏しい状態です。
そんな中、地震同様、食料や水が
断たれたら…
という危機管理にも乏しいのではと
心配になります。
「いざとなったら○○が何とか
してくれる」
…それは、本当でしょうか。
東日本大震災も、熊本の大震災も、
そうだったのでしょうか。
大人はともかく、子どもたちの為に
子どもたちが自主的に備える
指導をしていきたいです。
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