♪しあわせへの近道は「人は自然の一部である」事に気づくこと!18


こんにちは。

…著者の渋沢寿一さんは次期の一万円札に
決まっている、封建的身分制度から

…「お金」というツールを用いて、
みんなが平等でしあわせな社会を
つくろうとした渋沢栄一氏の
お孫さんにあたります。

そんな渋沢さんが、日本や世界各地を
訪れた経験から得たのは、

…生きることや、しあわせの原点は
明治時代以前の日本にあった…。

…現在の私達、未来の子供たちに残す、
原点復帰のためのヒントの数々を
紹介します。

「人は自然の一部である」渋沢寿一氏著
地湧の森 2023年7月出版

<命は人任せにしない!>

・岩手県の吉里吉里という集落の
昭和8年の大津波の時の復興計画には
何が書いてあったかというと、

…個人の利益やわがままを許す事なく、
みんなで強調して復興に向かっていこう
ということ、

…そして、どういう方法で食料を
得るのか、水をどうするのか、裏山を
どう管理し、そのようにして薪や炭等の
エネルギー源を利用していくのか、

…医療をどう立て直すのか、さらに
漁港復興にはどういう組織を立ち上げ、
どんな構造にして、どんな船が何隻
必要なのか、

…そのためには資金がどれくらい
必要で、そこには何人がどう
関わるのか…

…ということまで詳しく書いて
ありました。

・少なくとも70年、80年前までは
このように生きていく一番基本の
部分は、自分たちの手で何とかして
いく、

…自分たちのコミュニティの中で
決めていくということが、かっての
日本人が当たり前にもっていた
「自治」の精神だったのです。

…にもかかわらず、「国」だとか
「県」だとかという、自分たちの
生活とは遠いところに任せきっている、

…それが今日の姿だということです。


…続きます。

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