こんにちは。
…著者の渋沢寿一さんは次期の一万円札に
決まっている、封建的身分制度から
…「お金」というツールを用いて、
みんなが平等でしあわせな社会を
つくろうとした渋沢栄一氏の
お孫さんにあたります。
そんな渋沢さんが、日本や世界各地を
訪れた経験から得たのは、
…生きることや、しあわせの原点は
明治時代以前の日本にあった…。
…現在の私達、未来の子供たちに残す、
原点復帰のためのヒントの数々を
紹介します。
「人は自然の一部である」渋沢寿一氏著
地湧の森 2023年7月出版
☆
<お金が奪った…経営者のココロ>
・わずか50年前、資本主義という
システムを担っている、その張本人で
ある会社、大手企業の経営者たちの
誰もが、
…利益の追求は二次、三の次でした。
…一番重要なことは雇用の確保。
人々を雇って賃金を払うこと。
…それが資本主義の一番重要な課題だと
多くの方々が語っていました。
☆
・日本は国際的にも国内的にも、
敗戦国というマイナスの状態から
立ち直らねばなりませんでした。
…そのためには残された人間たちが
一つの家族として支え合って生活し、
子どもたちに夢のある社会を実現する
ことが
…経営者の責任だと信じていました。
…今、そんな経営者は誰もいません。
みんな、株主配当だ、会社の利益だと
口にします。
☆
・経済という言葉自体は「経世救民」を
略したもので、世を治めて民を救うと
いう言葉からきています。
つづきます…。
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