♪しあわせへの近道は「人は自然の一部である」事に気づくこと!10


こんにちは。

…著者の渋沢寿一さんは次期の一万円札に
決まっている、封建的身分制度から

…「お金」というツールを用いて、
みんなが平等でしあわせな社会を
つくろうとした渋沢栄一氏の
お孫さんにあたります。

そんな渋沢さんが、日本や世界各地を
訪れた経験から得たのは、

…生きることや、しあわせの原点は
明治時代以前の日本にあった…。

…現在の私達、未来の子供たちに残す、
原点復帰のためのヒントの数々を
紹介します。

「人は自然の一部である」渋沢寿一氏著
地湧の森 2023年7月出版

<変わってしまった大切な価値観>

・自然というのは万物の長である
私たち人間が守ってあげる対象となり、

…さらに守るどころか、一方的に利用
するだけの対象となって自身から
剥離し、

…自分はその一部として生きるものとは
思わなくなったのが、今から60年
ぐらい前からなのだと思います。

・今の私たちのこの暮らしは、実は
日本の歴史の中では、わずか60年間
しか続いていないのです。

…すべてをお金で買うには都会の方が
便利なので、みんなが都会に住む
ようになり、田舎は過疎になって
いきました。

…サラリーマンという人たちの
誕生です。

・私たちは一歩的な消費しかできない
有限な地下資源まで手を付け、特に
石油は自分たちの子孫と分けあって
使わなければいけなかったのものを、

…この60年間で埋蔵量の半分以上を
使ってしまいました。

・先人が、生命維持という意味の
「生きる」ということを中心に
ものを考えてきた時代を経て、

…私たちは、わずか60年で、その
価値観を変えてしまいました。

…私たちが嗜好品として自分たちの
好みを満たしてくれるものを、
より価値のあるものだと見るように
なってから、まだ50年、60年しか
経っていないのです。

…しかし、これからの50年先、
60年先にも、この価値観は
通用するのでしょうか。

つづきます…。

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