♪エコビレ~神話からの開放?


♪こんにちは。

参加している豊森なりわい塾で、
駒宮氏、渋澤氏より、「これからの社会」
についての講義がありました。


駒宮氏のお話の中で現状の社会に
ついての解析の中で、

「若者が何故、都会に憧れるのか」
というお話がありました。

私なりの理解でまとめてみます。


今の地域の過疎化…人工減少の理由の
一つに、若者が地元に残らない…
出ていってしまう、親が出してしまう…

…という問題があります。

…その理由で、よく言われるのは、

・田舎はたいくつ、刺激がない

・自分(子供の)の可能性の伸ばしてみたい

・田舎では儲からない…高収入は無理

…という理由ですが、

そこ根本的な背景には、心の飢餓感…。
しあわせの飢餓感…心の満足度の低さが
あると考えます。

…不足しているから満たされたい。

でも、地元を離れるって、結構、
勇気が居ること。

親しい人との別れ、築いてきた
コミュニティとの別れ…。

…しかし、そんな悲しさ、怖さを
振り切って出ていく背中を押して
くれたのは、社会に伝わる「神話」、
「法則」であったと。

それは、どんな神話かといえば、

・日本を出て開拓すれば豊かになれる
という神話
(アルゼンチンなどへの開拓団
への促し)

・世界は日本より優れている…
日本はもっと伸びる!
(明治以降のスローガン)

・経済成長すればOKという神話

・お金持ちになれば、しあわせという
神話

・科学は自然を人智を超えるという神話

・医療は自然を人智を超えるという神話

そんな神話は、「法則」のように、
疑われること無く、受け入れられて
「○○すれば、□□となる」という、

…ある意味、私達が思考停止状態、
心の奴隷であったことから、素直に
信じて従ったとも言えます。

確か、「○○すれば、□□になる」
の一例は「戦争」だとも…。

…この辺は、養老孟司氏の「バカの壁」
で指摘されていたことでした。

…そうなるように、明治以降の教育が
なされていて…今も続いている…

…理由は、権力者にとって「管理」
「コントロール」しやすい国民にする
ため…と、言うことも、

昨今の選挙や数々の国の訴訟、
そして某感染症に対する、国や
自治体の”理不尽さ”に対しての
国民の理解がある、抵抗が少ないこと
から分かります。


では、なぜ、私達は不満なのか?

そのへんを話し出すと長くなるので
またの機会にしますが、

簡単に言えば、

・自分でできること
・集まること
・協力し合うこと
・自然と寄り添い生きる…地域で
生きること

…と、その機会を奪われたから…と、
言えます。

アメリカの先住民やアイヌ民族が、
支配者、権力者によって、
奪われたことで、

…自殺者が出たりや精神的に
弱りきって民族として衰弱していった
事に無関係ではありません。


そのへんは、一度、都市部に行って
「神話」に沿った価値観で
労働して、心をすり減らし…

…擦り切れた心を満たすために、
お金を使った”刺激”でごまかして
いるという事に気づいた時に、
分かるはずです。

先日見た、
サスティナブル映画祭の
「ブータンの山の教室」では、


公式サイト:
https://bhutanclassroom.com/

…しあわせの国、ブータンで、
満たされないと思い込んで、
海外へ移住した青年が描かれますが、

あこがれの海外に行って気づいた事…

…これまで、自然に持っていた、
あったものが、本当は自分を満たして
いたこと、そしてそれは
「ここには無い」事に気付かされる…
というお話です。


今、都会ぐらしで、もんもんとしている、
あるいは田舎を出たい、子供を都会に
出したい…方に、見ていただきたい
映画でした。

□視聴はこちらから:


https://eiga.com/special/sustainable2022/

Related Articles:




Post Footer automatically generated by Add Post Footer Plugin for wordpress.

Share Button

Website Pin Facebook Twitter Myspace Friendfeed Technorati del.icio.us Digg Google StumbleUpon Premium Responsive