「大人の日常脱出エンターテイメント」
というサブタイトルに惹かれて（？）
行ってきました（本当です（笑））
けっして脚線美に惹かれた訳では…
雄大なハワイの大自然などの光景
などが見れればいいな～と思った
のですが、
その期待は…期待でした（涙）
「今の日常が嫌になった」
…というような嫌悪感、もやもや感
がある時、人は分岐点に立つ…。
別な言い方をすれば、嫌悪感、
もやもや感は、よりよくなるための
何かに気づけという
「メッセージ」。
今回の主人公の行動のダイナミックさ
も、この「嫌悪感・もやもや感」
から逃れたいというエネルギーが
元になっているように感じました。
この映画の中で複数の登場人物が
出てきますが、
個人的には、皆、「自分の居場所」を
探しているという事。
…自分の存在価値、意義を
感じれないので「外」から得たいと
考えていること。
自尊心の低い人※１が他人軸の
価値観で自分を評価する傾向と
同じです。
そして、そのきっかけは、やはり
「嫌悪感、もやもや感」なのではと
思いました。
お金持ちでも、それは先祖が残した
財産を管理している立場で、
自分が何かを成したわけではない。
自分の存在価値、意義がわからない。
…それが辛く、悲しく、失うのが
怖い。
金持ちの伴侶を求めていても、
仮にその願いが叶ったとしても、
どこかで、そんな自分を許せない、
認められない自分もいる。
…そんな自己嫌悪が辛く、悲しく、
自己防衛システム※２を起動させて
しまい、冷静な判断が出来なかったり
する。
…そんな、メッセージにお互いの
行動から気づき、行動を起こし始め、
よりよい状態を得ていく…
そんな映画だと思いました。
…ただ、この映画自体、ハワイの宣伝
用という匂いがぷんぷんするのと、
ハワイにみんなが轢かれる魅力には
気づけなかったこと、
榮倉奈々さんのプロモーション
ビデオのように、一俳優さんの
姿、表情をフォーカスしたカメラワーク
そして、数回出てくる「キス」シーン
の軽さ…。
元々、キスシーンって挨拶だから、
軽くて良いと思うのですが、
「このシーン無くてもいいのでは？」
とも思えました。
（その代わりにハワイの雄大な
自然を…という恨みかも）
竹内まりやさんの曲は、
とっても映画のテーマにあって
いました。
作詞作曲 竹内まりやさん、
編曲 山下達郎さん…
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