こんにちは。
…著者の渋沢寿一さんは次期の一万円札に
決まっている、封建的身分制度から
…「お金」というツールを用いて、
みんなが平等でしあわせな社会を
つくろうとした渋沢栄一氏の
お孫さんにあたります。
そんな渋沢さんが、日本や世界各地を
訪れた経験から得たのは、
…生きることや、しあわせの原点は
明治時代以前の日本にあった…。
…現在の私達、未来の子供たちに残す、
原点復帰のためのヒントの数々を
紹介します。
「人は自然の一部である」渋沢寿一氏著
地湧の森 2023年7月出版
☆
<自然の恵み>
・木の実や山菜などの食料を得た
ことはいうまでもなく、まったく
捨てるところがないほど、
…森は人間が生きるために必要な、
ありとあらゆるものを提供して
くれていました。
☆
・日本人の成人代謝量(餓死を
しない最低限の必要カロリー)は
1500キロカロリーと言われて
いますから、
…米が一粒も穫れなくても生きる
のに十分なカロリーが見事に
クリで摂れていたということに
なります。
☆
・森というのは人間が存在していく
ために必要な、塩以外のほとんど
すべてのものを与えてくれる
場所だったのです。
<生き延びる為の自然への負担は?>
・二人暮らしで、生きるために
必要な土地がどのくらいか…
…木を伐って道具を作ったり、
家を補修するために必要な材を
伐り出す森が3アール。
…燃料として必要なのが
4アール(1アールは
10メートル☓10メートル)
・現在、大都市の大半は海辺の
港の近くにあります。その方が
海外や域外からの物質や
エネルギーを得るのに便利
だからですが、
…かつては自分で歩いていける
範囲内で生活に必要なものすべて、
特に食料と水とエネルギーを
得なかれば生きることが
できなかったのです。
☆
…つづきます♪
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