認知症とメンタルの関係への考察、その3


こんにちは。

先回は、認知症にかかり易い人の
一つの共通点が

「いい人」であることを説明しました。

今回は、その続きです。
 

認知症にかかる人の、共通して多い、
もう一つのケースは、

燃え尽き症候群になるような、何かに
打ち込んでこられた方とであるとも感じています。

会社を立ち上げたとか、出世したと
いうような方…。

でも、こうした方にも、プラスの面、
マイナスの面の両方があります。

プラスは、目標を立てて、それを達成する
事で、自分の存在価値とか意義とかを
感じる事ができて、自己肯定感が
あがり、自己評価が上がるという面でしょうか。

肩書きとか、役職とか、成果は、
その人を肯定する大事な”証拠”になると思います。
 

半面、マイナスと考えられるのは、

 「ムリ」をした事…。楽しい、嬉しいと感じる
感情の裏で、

自分自身の本当にしたいことを、我慢したり、
 ごまかしてきた、自分を粗末にしてきたという事
 

これは、潜在的には、葛藤…本当は真っ先に
自分を大事にしたいのに、しなかったことで
自分自身を責めている、攻撃している場合が
考えられます。

・目的達成の為に、周りの人を動かす為に、
(本当はしたくない)怖さ、強制、権利
(例えばクビにするとか、左遷するとか)

…を武器にして、周りの人を動かしたり、
攻撃したり、従わせたりしたこと…。
 

経済成長という名目で、自然を壊したり
水を汚したり、食べ物を粗末にしたり、

忙しさという名目で、家庭を、ないがしろにした
とか、

伴侶の言いたい事を聞く耳をもたなかった
とか…という事なのかも知れません。

こうして生じた、その方の中に蓄積された
”後悔”とか”自己嫌悪”

  

 

  心の電池…エネルギーの補充、放電

 においても、後悔とか自己嫌悪はマイナス

 働くようです。

 

この後悔、自己嫌悪が、
認知症と関係があるのではと、考える説があります。

次回に続きます!

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