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こんにちは。
この映画のネタバレ記事です。
これ以降は、ネタバレがあることを
ご了承いただいた上でお読み下さい。
先回は、主人公が、死後に、
まるで自殺者と同じような過ごし方を
している…
…生まれる前に決めてきた事を
途中で放棄してしまった
…罪悪感、失う恐怖から、未来を
選べない状態になっていたのでは…
と感じたことを書きました。
そのつづきです。
主人公の古代は、ある意味、自信喪失に
より本質を失っている状態だった…
イスカンダルとの約束…破壊者の道を
自分も、地球も歩まないという約束を
破ってしまった事で、
自分への信頼が無くなってしまった
状態。
☆
そんな、信頼できない自分を恥じ、
隠したいが為に、自己防衛…エゴに
取り込まれた状態とも言えます。
そして、自分が”一つ”の中の一人で
あり、つながっている存在だと
いうこと…愛の存在だという事を忘れて
しまった状態。
現実的な例で言うなら、
もし酒があれば、ギャンブルがあれば、
もし酒があれば、ギャンブルがあれば、
カラオケがあれば、ケームがあれば、
…今の人が、ストレスを紛らわすように、
☆
何か紛らわすものがあれば、
手を出していたかも知れません。
…そんな古代でしたが現世に戻ることが
できました。
それは…婚約者である、森雪が
引き寄せた…とも言えますし、
森雪が、古代進は、信頼に値する存在だと
彼に思い出させてくれたとも言えます。
そして、二人の間に授かるであろう未来
の存在が、彼を選んだ…彼を信頼して
選んだ…ということに気づけたからかも
知れませんし、
…自分が「与えたい」「与えれる」
という気持ちを思い出した、
自分との信頼を取り戻したと言えます。
こんな古代進は、造り手側からは、
現代の私達だと言っています。
そして、話の中でも、地球の人々に
協力を呼びかける中で、同じく、
「古代＝私達」だと語るシーンがあります。
その内容については、また次回に…。
最後に、今回書いた古代の心境を
描いている話を紹介します。
アーサー・ホーランド氏の
フェイスブックの記事より。
2019.3.2
『GIVE LOVE』(出し惜しみしない愛)
「愛は人が人として到達できる
究極にして最高のものだ…
愛により愛の中へと救われること…
人はこの世にもはや、
なにも残されていなくても
…心の奥底で愛する人の面影に
思いをこらせば、
ほんのひとときにせよ
至福の境地になれる」
…と精神科医でもあった
V.フランクルは語っている。
明治の文学者の二葉亭四迷は
「LOVE」という言葉が
日本に初めて
外国から入って来た時に
「あなたのためならば
わたしはいのちを
捨ててもいい…」
と訳した。
『もらうより与えることが幸い』
以上、引用終わり。
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