♪しあわせへの近道は「人は自然の一部である」事に気づくこと!21


こんにちは。

…著者の渋沢寿一さんは次期の一万円札に
決まっている、封建的身分制度から

…「お金」というツールを用いて、
みんなが平等でしあわせな社会を
つくろうとした渋沢栄一氏の
お孫さんにあたります。

そんな渋沢さんが、日本や世界各地を
訪れた経験から得たのは、

…生きることや、しあわせの原点は
明治時代以前の日本にあった…。

…現在の私達、未来の子供たちに残す、
原点復帰のためのヒントの数々を
紹介します。

「人は自然の一部である」渋沢寿一氏著
地湧の森 2023年7月出版

<本来の祭りの役割>

・祭りの中で、みんなが祈るという
ことも重要です。祈りは願いの行為と
いうより、雑念や汚れをはらい無私の
自分を表す行為です。

・例えば、真冬に水垢離を取ると
いうお清めです。祭りの時期という
のは農作業が一段落つき、来年の
稲作までの農閑期が多いので、

…その間に一年間に溜まった不浄な
ものを清め、禊を行い、そして心の
平静を保って、自然に対するアンテナ
を磨き直すのです。

・祭りの最後には、所によっては
託宣があります。村の中で霊感の
強い人が自然を司るもの、いわば
山の神と呼ばれるものから託宣を
受けて今年の作物の占いをしていく
のですが、

…神の声が聞こえたということは、
自分たちの思いが山の神に通じた、

…自分たちが自然と同化できたと
いうことの確認でもあるので、
人々にとっては大変重要なことです。

・年寄の時代は、少しでも山神様を
自分の身体の中に入れて自分の
アンテナの感度を良くしようと必死に
やってきました。

…つまり、祭りは自分が生きて
いけるかどうかを左右する重要な
要素だったということです。

…つづきます。

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