♪イスラエル紀行記その4


♪こんにちは。

イスラエルに来て4日目。

滞在の中で学んだことを
書いておきます。

今回は、「聖書」「宗教」です。

私達は宗教を持っていないと言われて
います。

また、仏教徒なのに結婚式を教会で
あげたり、クリスマスを家族や友人と
楽しんだりしています。

イスラエルの遺跡や記録が語るのは
数々の民族や宗教の争いの歴史です。

<聖書とは>

・聖書は生きていると言われる…

…書いてあるとおりのことが起きて
いる事が実証されている
(預言書であり予言書でもある)

・ヨシュアは聖書を書いていない。
選ばれた存在(旧約聖書)、
ヨシュアの弟子が見聞きし、体験し、
書き残したもの(新約聖書)で

…物語を用いて、私達にとって大事な
真理を伝える書、情報書である。

<信頼関係を結ぶ秘訣>

・信頼できる伝道者をスカウトする…
仕事を終えた、不漁だった漁師に、
再び海に出て網を降ろさせる依頼をする…

…自分の価値観、固定観念が強い人…
過去の経験に基づき、
エゴが強い人は応じてくれないが、

…応じてくれる人は、直感が頭で
考える事より優先するので、
そういう人を選ぶ。

・人に信頼してもらう方法…奇跡の数々を
起こしたがそれよりも、行為をもって
心を動かし信頼を得た。

・私の羊を養いなさい…羊は自分だけでは
生きていけない。人のサポートがないと
餌場に行けない。

…なので人を信用したらとことん付いていく。
このことから、「信用を築き、導くように」
という意味。

・弟子の足を洗う(いよいよイエスが処刑
される前に弟子にしたこと)

…人の上に立つ人は、人に仕えることが必要
だということ。


多くの物語の舞台の一つ、ガリラヤ湖から…

<私達の本質を体現する存在>

・イエスが捉えられた後、弟子が全員
逃げてしまう…保身、エゴの行為は、
やがて自分を責めることになるが、

…イエスは後に復活し、彼らを許し、
その罪悪感を解くチャンスを与え、

…その結果、弟子たちはイエスの教えを
多くの人に伝える事に従事した

・イエスは行動を持って、

…一方的で無条件な愛(アガペー)を体現
する存在そのもの。

・イエスは裏切って居場所を教えたユダ
(後に自殺)すら、その行為のおかげで
自分の死をもって愛を体現し、世界中の人々に
愛を伝える機会を得たことに感謝した


イエスの伝導の軌跡が残る
遺跡から

<イエスが伝えたかった事>

・宗教同士の争いの裏にあるのは
歴史的な体験を通した多国への恐怖…

…エゴによる自己防衛心からくる
疑いの心。

・イエスの本名、ヨシュアは許しの意味。

・イエスが与える無条件の愛は、私達が
今日まで生きてきたこと、今後も生きて
いくこと…

…私達が存在するだけで祝福するもの。


断面がハート型の柱

・イエスが説いているのは、今、
スピリチュアルや心理学で言っている
ように、

…恐れは幻であり、徳を積む、周りの人を
喜ばせ、大事するという、私達全員の軸で
ある本質が、

…恐怖を凌駕する…家庭から、隣人から、
一国から、そして全世界にそれを伝える
ために存在したと言える。

…それは日本の建国時のコンセプトである
「八紘一宇」※…日本一国だけでなく、
全世界の国々の人が世界を一つの
家のように公平にまとめる

…に似ている。

※「八紘一宇」は第二次世界大戦時に
海外の国々に侵攻する際のスローガンに
なっていたため、国内外から
避難されているが、本質の意味は異なる

・宗教に加わる事なく、争うことなく、
聖書から物語を通して、恐れやその
克服方法…愛について学ぶ事は可能。

受胎告知協会のステンドグラス

<その他>

・私達日本人は宗教戦争を起こしたことが
ないと言われており、建国の際にも、
ウシハク※のように、改宗を迫ったり
強要することなく、

…シラスの精神※で相手のそれまでの
宗教を尊重し、共存さえてきた点は、

…争い続ける宗教へ何か参考になる事が
あるとおもわれる。

※ウシハク…土地や人民を自分の私有物
として支配し領有するという意味。
…強権的に統治すること。

シラスは、相手をよく知り、全て分かった
上で、特定の権威のもとに、みんなが集い、
そこで情報を共有化して、
みんなで、何事かを行うこと。

・ガリラヤ湖の遊覧船では、乗客の国籍に
応じて国旗掲揚、国家を流すが、
日本の国旗が君が代が流れる中、

同乗した多国の人々が自然に胸に手を当て
多国への敬意を表するのに対し、

…日本人は何をしていいのかわからないで
おどおどしている事が多い。

…国家や国歌の大事さを民族として共有
できていない。

・日本には羊がついた漢字が多いが
羊は聖書でいろいろな例で語られる
動物。

例「美」…羊に大…ユダヤ民族では羊を
たくさん飼っている程、賞賛を浴びる
という価値観

…これは、漢字を作ったとされる
中国と同じ価値観?

続きます…。

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