♪家庭料理を心も負担も楽に…「一汁一菜でよいと至るまで」より3


♪こんにちは。

お料理研究家の土井善晴氏が、
その料理と関わってきた、
長い日時と経験で気づいたのが
「一汁一菜」

…味噌汁と中心にした
最小限の家庭料理です。

今の私達は、料理や栄養に対し、
イロイロと、誤解している…。

ある意味、省エネ、節約、コスパや
タイパ、貯金UPにつながる
マインドセットについて、
著書から学んでみます。

「一汁一菜でよいと至るまで」
土井善晴氏著 新潮新書
2022年5月出版

<その栄養学は誰に合ってる?>

・敗戦後は、西洋人に比べて随分
劣っていた体力(体格)の向上を
めざして、

…アメリカ式の栄養指導を取り込れ、
タンパク質と油脂のエネルギーを
中心に考える一汁三菜を基本と
したのです。

・(西洋人の)栄養学を進めれば
和食文化が失われるのは当然の事
なんです。

…その実践で大勢が対象になれば、
西も東も平均に均一化することに
なるのもまた当然で、

…食文化の多様性は後回しになって
いきます。

・食文化とは自然と家族の命を守る
ものです。それなら、自然と
つながる日本型の栄養学が
あるべきなのです。

…つづきます…。

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