♪こんにちは。
街を歩けば、険しい、斜め下を
見つめて歩く人ばかり…。
人生、楽しく生きたい、
しあわせになりたい、
豊かになりたい…はずなのに
ストレス発散に時間とお金を
吸い取られていく毎日…。
そんな毎日を繰り返して
人生を終える…という先が
真っ黒な人が多い今の日本。
かつて西洋文化が入ってくる
明治以前には、その西洋人に、
世界一幸せな国と言われた
日本…。
西洋文化で変わっていく日本を
肌で感じた養老氏と、今の
日本に警鐘を鳴らす方々との
対談から学んでみます。
「老い方死に方」 養老孟司氏著
PHP新書 2023年8月出版
☆
<無理のある個人主義?>
・欧米人が個人主義なのは、
キリスト教に象徴される様に、
個人が神様と一対一で対話して
いるからです。
…日本人にそういうものはない。
世間が基準になっている。
☆
・「同じ自分」とか言う時の
「同じ」は、脳が生み出す
言葉が設定する観念にすぎず、
…事実としてその「同じさ」は
存在しない。(中略)つまり、
あらゆる「同一性」は脳が
言語によって構成する一種の
幻想というか、観念にすぎない…。
☆
・自然とつながりを持って
いる人というのは、自意識が
邪魔になります。
…相手を知ろうと言う時に、
自分に対するこだわりが
あったら、ちゃんと見えない…。
☆
・自意識が強烈になるのは、
取引とか競争するときでしょう。
…取引と競争のないところに
強烈な自意識なんか出てこない。
…座禅をしてわかったのは、
人間の意識は行動のパターンで
変わるということです。
☆
・自意識を解除する最も簡単な
方法は座禅なのだと思います。
…自意識が溶解していく
ところをちゃんと見ている感が
座禅にはあるのです。
・問題さえはっきりすれば、
後は、その人が何とかする
でしょうし、そうでないと
意味がない。
つづきます…。
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