♪こんにちは。
豊森なりわい塾の講座の中で、
今の資本主義、経済学を前提にすると
地球環境を持続できない…という
事を学びました。
その理由を裏付けしたくて、
読んだ本を紹介します。
…特に女性の方の世の中への
もやもや感が晴れるのではと
思っています♪
…
『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』
カトリーン・マルサン氏著 高橋璃子氏著
河出書房社 2021年11月30日 出版
…
<経済学の前提?>
・経済を潤すのは、手にとれて輸送
できるもの、供給が限られているもの、
…そして直接的にしろ、間接的にしろ、
快楽を増やしたり苦痛を減らしたり
出来るものだ。
…女性に割り当てられた献身は、
そこから排除されて人々の目から
隠された。
☆
・子育てや掃除、洗濯、アイロンがけと
いった家族のための仕事は、目に見える
財を生まない。
…売買できないものなので、経済には
寄与しない。そのように19世紀の
経済学者は考えた。
☆
・経済学者はいつでも同じトリックで
人をごまかす。都合のいい場所を
見つけて完全な社会的排除と果てしない
大量消費の夢の国をつくり、
…貧困や環境破壊は人目につかない
場所へ廃棄する。
…恵まれた人間だけが暮らすパラレル
ワールド。
…株式市場は上がり、また下がる。
国々が通過を切り下げ、為替市場が
ざわつく。
☆
・経済学の数理モデルがどんなに
精巧にできていよいとも、それが
現実からかけ離れた前提に基づいて
いる限りは、現実を正しく予測できない。
・経済問題は解決可能であり、私たちは
それを超えて成長できる。
…いや、成長しなくてはならない。
諸問題は過ぎ去った時代の話に
しようじゃないか。
☆
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