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こんばんは~
私にとっては、仮面ライダー一号
の印象が強烈な藤岡弘、氏。
先祖代々伝わる武術の継承者で
あり、思考よりも行動による
経験、実感で得たことを体現する
存在に感じています。
本書のタイトルである
「あきらめない」…。
…「あきらめない心を持てば体も
思考も蘇って、生き返ります。
無理をしてでも、心に刺激を
与え挑戦し続ければ、人は蘇ります」
…と。
…今の若者には、「???」と
思えてしまうかも知れませんが、
そこには、今の人々の、
ビリーフ(固定観念、思い込み)
によって凝り固まり、麻痺した
心身の開放の可能性について
のヒントを感じます。
「天命に生き、運命に挑戦、
使命に燃ゆ、宿命に感謝」
短いながら、私たちのあり方を
シンプルに語っているように
感じました。
☆「あきらめない」 藤岡弘、氏著
メモタル出版 2014年3月20日
出版 1200円
【合理化・平和の害】
・すべてに計算ばかりが先立つと、
感動が沸き起こってこない。
・歴史、伝統文化、品格、品性と
いった、合理が断ち切ろうとして
いるものこそが人の心を動かします。
・いろいろな壁にぶち当たるのを
恐れて行動できない。
もっと大きな視点から自分を
見つめる、
一歩を踏み出す気力が出てこない。
これも個人主義の弊害です。
・一人ひとりに違った個性と能力と
使命があるはずなのに、マニュアルで
がんじがらめに自分を型にはめ、
固定観念に囚われて決め付ける
危険性がある。
・マニュアルはただの方法論。
考える事を奪うただ便利なだけの
もので、そこには思考も情緒も
ありません。
・楽をして、汚いものを見ないフリ
をし、うまく泳ぐことは、逆に
自分の可能性や感性やいろんな
財産を封印してしまう事になる
場合もある。
【つながり、継承】
・ルーツを探ることをきちんと
教えれば、みんな関心を持ちます。
自分たちの存在の後ろには、
多くの犠牲があり、先祖が大変な
道を経てきた歴史がある。
…だから我々には存在価値があり、
生きる価値がある。
それが分かったらもう自分の
幸せのためだけに生きること
なんてできないはずです。
・私たちを生かすために生き抜いて
きてくれた先祖や両親、そして
血統を次に次ぐ事こそが、
人間の”本質”なんです。
・「悲しみや苦しみ、痛み、失敗、
恨みなど禍根を未来に残さない。
子孫に幸せを送りたいと願う。
…だからすべての負を自分の代で
断ち切り、夢や希望を残そうとする。
それが、日本人の精神だ。
・先人は、「先祖に申し訳ない
生き方をしてはいけない。先祖の血を
汚してはいけない」という教えを
伝統として語り継いできました。
・奇跡の存在であるのは、自分だけ
でなく、他の人々も同じ尊い奇跡の
存在。
…だからゆえに、人を殺す事なんか
できない。
なぜなら、人を殺す事は、その
”本質”を奪ってしまうことになる。
・自分のルーツを一度きちんと
継承せよ、とそしてさらに国や
民族のルーツも継承せよ、と。
・今なぜ我々がここに存在している
かという事を想像してみてください。
…言うまでもなく、先祖の一人でも
かけたとしたら、自分という生命、
我々は、この地に存在していない。
・愚痴自体が、感謝の気持から遠い
ところにありますよね。
先祖の多くの犠牲の上に、今の自分が
生きていることを考えたら、
文句や愚痴を言う気にはなれない。
・先人が築き上げてくれた世界に
おいての日本の信頼度に我々の幸せと
自由は守られている。
【修羅場の力】
・今迄の体験からみると、悲しみ、
苦しみ、痛み、最悪の場所、
…生きるか死ぬかの極限のところに
真実はあると思わざるを得ません。
・容赦がなくて、生半可な防御も
通用しない国際社会で生き抜く
ためにも、
一度最悪な状況に身をおき、
意識を変える。修羅場に向かう事の
意味がそこにあります。
・最悪な状況になると、本能である
野生が目覚め、危機センサーが
働き始める。
・修羅場に立った時、俺はまだ
やれる、俺はまだ死んでいない、
…そう思いながら立ち向かえば、
過去の失敗した経験が蘇ってきます。
過去の体験と失敗の引き出しから、
道が開ける事がある。
・(紛争地域などで)自らの生死を
かけた土壇場に、天上に子供を隠す
という発想がとっさにとれるか
どうか。
…子供を守れるか、一家全員を
守れるかどうかという発想は、
体験でしか培うことができない。
如何に修羅場をくぐってきたかと
いう実体験が大きいのです。
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