こんにちは。
…著者の渋沢寿一さんは次期の一万円札に
決まっている、封建的身分制度から
…「お金」というツールを用いて、
みんなが平等でしあわせな社会を
つくろうとした渋沢栄一氏の
お孫さんにあたります。
そんな渋沢さんが、日本や世界各地を
訪れた経験から得たのは、
…生きることや、しあわせの原点は
明治時代以前の日本にあった…。
…現在の私達、未来の子供たちに残す、
原点復帰のためのヒントの数々を
紹介します。
「人は自然の一部である」渋沢寿一氏著
地湧の森 2023年7月出版
☆
<全てを言葉で表現できますか?>
・先人たちが重要視し、生きる事への
判断をしていたのは、言語化される
以前の領域、暗黙知という感覚で
捉える領域でのことです。
☆
・大切なことというのは目に
見えないのです。私たちのように
外形化された文字や画像だけに頼り
切り、
…その中だけに表れている社会で
ものを考えていくと大切なことを
見落とすということを、
・生命のつながりを確認するには、
すでに形になった情報だけでなく、
言葉になる以前の感覚で、
・日本語というのは開放的言語と
いわれています。つまり行間を
読ませるのが日本語です。
…俳句にしても和歌にしても、
限られた言語から、その後ろ側に
ある風景だとか情景をいかに
広がりをもって思い起こさせるかを
表現する世界です。
…言葉だけでは表せない風情、趣を
味わって、それを共有することを
大切にしてきたのが日本の民です。
☆
つづきます…。
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