♪地域を子どもたちに残す~農村政策の変貌より5


♪こんにちは。

この本のタイトルは”農村政策”ですが
内容は、子どもたちに地域を残す為の
課題と対策が描かれています。

政策との関係、自治などを学んできます。

「農村政策の変貌」 小田切徳美 氏著
農文協 2021年3月出版

<地域づくり、組織づくり>

・バックキャスティング(BC)…
「現状からの予想」ではなく
「未来の目標からの逆算」で
考える…

…あえて現状から出発しないのは、
排除できない成約を肯定しつつ、
その中で展望性のある目標をセット
するためである。

…だからしばしばBCが描く未来は
前向きである。

…「ワクワクドキドキ心豊かに
生きる」ための手法とも言われて
いる。

…つまり、ここには「未来を
前向きに捉える」という思想性が
あり、やはり地域づくりとの
親和性が高い。

・集落協定の話し合いの中で、
今後の集落活動・営農活動を
維持継続するため、

…近隣市町村で生活している、
あとつぎ者を中心に集落の構成員が
声かけ運動を開始することとした。

・集落では、話し合いの場が
確保され、さらにそれを促すような
仕組みがあれば、

…地域社会や地域農業のあり方に
対する話し合い活動が、ある程度
活発化し得ると読むことが出来る。

・にぎやかな過疎のステージ
(人口減・人材増)に立つ
プレーヤーは、

①開かれた地域づくりに取り組む
地域住民

②地域で自ら「しごと」を
つくろうとする移住者(その候補
として地域おこし協力隊)、

③何か地域に関われないかと動く
関係人口

…に加えて、

④これらの動きをサポートする
NPO法人や大学

⑤SDGsの動きの中で社会貢献
活動を再度活発化し始めた
企業である。

…つづきます。

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