♪家庭料理を心も負担も楽に…「一汁一菜でよいと至るまで」より6


♪こんにちは。

お料理研究家の土井善晴氏が、
その料理と関わってきた、
長い日時と経験で気づいたのが
「一汁一菜」

…味噌汁と中心にした
最小限の家庭料理です。

今の私達は、料理や栄養に対し、
イロイロと、誤解している…。

ある意味、省エネ、節約、コスパや
タイパ、貯金UPにつながる
マインドセットについて、
著書から学んでみます。

「一汁一菜でよいと至るまで」
土井善晴氏著 新潮新書
2022年5月出版

<毎日ハレの日は拷問?>

・日本では、そうした春の苦味
以外は水さらしてやアク抜きをし、

…雑味を無くしてから調理して
仕上げるので、(欧州と)
やり方が違う。

…日本の文化は生々しい自然を
嫌うのです。

・豊かになって日常的に昆布や
鰹節などが使えるようになった
おかげで、

…むしろその使用が基準となり、
味噌汁を作るにも、出汁が必要
だと考えるようになったのは、
間違いです。

…出汁のおかげで、料理は手間が
かかることになり、なんでも
「おいしさ」を基準にものを
考えるようになりました。

・料理の決まり事の多くは、
ハレの日のために洗練された
プロの仕事です。

…ハレの日やプロの仕事が日常の
暮らしに入り込んでしまったから
料理が「面倒なもの」になった
のです。

…そんな箍(たが)は全て
外せばいい。

つづきます…。

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