♪「~したい!」で失わない為に?


♪こんにちは。

私の赴任している地域では
地域経営会社(RMO)を経営
していますが、

通常、ビジネスをする場合には
何かしら、目的があります。

この地域の場合、この地域を
子どもたちに残したい、
小学校の廃校を防ぎたい…

…のが目的です。

その目標を達成するためには、

その目標につながるアクションと
モチベーション…「やりたい」
「したい」が大事になります。


しかし、この会社に関わる
地域の方の、活動に関わる動機を
みると、

…「地縁」「ボランティア」
「雇われ(役場支援)」が大多数…

…「したい」ではなく、

「したい」「やりたい」人や事へ
支援、サポートしたい…人が
大勢を占めています。


…よく「やりたいことが分からない」
「やりたいことが無い」と悩む方も
おられますが、

人には、やりたいことがある、
見つかる人(タイプ)もあれば、

そんな人を支える、サポートする
タイプもいる…

…そんな「したい」事がある人が
この地域でも少ないのが分かります。

幸い、この地域にも少数ながら、
「したい」事がある人がいて、

…しかし、その実現や実行に、
のめり込む結果、

…視界が狭くなり、
本来、果たす必要があるお役目が
疎かになり、

…周りに不満をもたらす場合が
あります。

…特に「したい」を優先させた場合の
背反事項…

…相いれないこと。
食い違うこと、矛盾…

…その事をすることによる、
問題、デメリット…

…を当人が理解していない、
あるいは、見えていない場合に、
関係者との問題が生じ、

…最悪は、地域運営組織内で、
孤立したり、「したいこと」への
理解や協力が得られなくなり、

…去っていく場合もあります。

図は、別件でスタッフが個人的な
事情で勤務形態を変える事
(就業時間短縮等)によって
生じる問題を別の担当者が見える化
したもの。

この問題を話し合う場合も、当人は、
勤務形態を変える元になった
個人的な問題対応に必死で、

…背反事項…特に関係者に与える
影響についてあまり考えて
いなかった…見えていなかった事で、

地域運営組織内で、「身勝手」
「わがまま」と批判を浴びたり、
孤立…関係者から理解が得られない、
信頼や仲間を失う…

…ということがありました。

せっかく貴重な「したい」事がある
人なのに、結果的に孤立して、
達成できない…のは残念。

その対策は、関わる人達との
情報共有と共感を得る事で、

その話し合いの中で、本人が見えて
いなかった、組織としての問題が
見えてきて、それを如何に解決するか

…だと感じます。

人は同じ目標が持てれば、違った
価値観の人とも相入れる
事ができる…。

同じ目標を持つには、共感できる事が
大事。

目標を達成するには、自分の心を
開く…逆に言えば、自己防衛本能で、
心を閉じない…周りの存在や助言を
否定、拒絶しないことでしょうか。

…人はコントロール出来ないという
事を大前提に、如何に協力を得るか…。

その人が移住者(よそ者)であろうが、
地域の方であろうが、その点は
共通しているように感じます。

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