♪こんにちは。
先日、私の地域学の恩師が、
SNSでとある地域おこし協力隊の
募集記事の問題点を指摘されて
いました。
【地域おこし協力隊を心配させる募集例】
Q:隊員にとって懸念が多いとされた募集例。
さて、どこに問題があるのでしょう?
☆
…の解説です。
・地域おこし協力隊の事業の
成功か否かは、移住し、その土地に
永住できるかどうか
(職と住まいの確保)
☆
・その面で今回のミッションは
成功が困難と思われる。それは、
以下の理由による。
・がんばっているお母さん達の
側面支援というミッションは、
協力隊員には側面支援を通し
3年後の後継者になる事を
期待させる。
・しかし、協力隊員が3年後に
後継者や自立できるかというと、
…現状の経営や事業のやり方では
無理と思われる(だから普通に
従業員募集ではなく、協力隊を
募集していると予想)。
・本当に自立させる、雇用する
には、事業を拡大したり別方向に
展開させる必要があるが、
…そのための組織の意思決定に
隊員が関わるのが難しいと予測
されるため。
☆
(以下、他の観点から…)
…サポートと起業では隊員に必要と
される適性が異なる面もある。
・このミッションの間、本人が
ミッションを活かした経験を元に
起業できるならいいが、
…今回の場合は、それも困難で、
別の起業をするにも、その準備
時間も資金も、そして適正があるか
どうかも、3年間の中で探り探り
先が読めない中、進める事になる
可能性が高い…。
====
・地域おこし協力隊の事業の
成功か否かは、移住し、その土地に
永住できるかどうか
(職と住まいの確保)
…今回、考える機会を得て、
「ここなら住みたい」
「そのための糧は○○して得る!」
…という条件が揃っていないことに
気づき、焦りを感じています…。
☆
Post Footer automatically generated by Add Post Footer Plugin for wordpress.