♪よさこいを通じて高知を知る?


♪こんにちは。

高知県と言えばよさこい!

よさこいを知ることは高知を
知ること!という事で、
この本に触れてみました。

「よさこいは、なぜ全国に広がったのか」
川竹大輔氏著 リーブル出版
2020年2月出版1500円

<廃れていく伝統とよさこいの差>

・よそ者や変化を拒否する、
それまでの祭りの多くが、
若者や女性に振り向かれなく
なったのとは対象的に、

…北海道のYOSAKOIソーラン祭りの
成功に刺激を受けたよさこい系
イベントは全国にあっという間に
広がった。

・従来の伝統的とされた地域の
祭りの中では、伝統こそ正統だと
主張されがちだったのに対し、

…高知では独自のプロセスを
踏んで、住民の主体的な参加を得て、
地域の市民のあり方に沿いながら
変化をしていった。

<よさこいとは?>

・今の時代からは想像できない
戦後の貧しい日常が続く中、
非日常的な「ハレの日」が必要
だった高知市民の中で、

…それぞれが主役で参加できる
市民参加型の祭り」が求められたと
いうことだろう。

・よさこいは地方で暮らす人々の
日常感覚を反映させている生きた
祭りである

<よさこいと高知の県民性>

・よさこいでは個々人の個性が
尊重される「自由」「平等」
「自立」「創造」といった
近代的な価値観がキーワードに
なるものだ。

・戦後の高知を支えた社会のあり方が、
フラットで上からの押し付けを嫌い、
横に広がる人間関係を大事にしていた
ことがあるだろう。

・高知県庁でも部長と若い職員が
課長らを飛び越えて議論をする
フラットな風土があるということが、

…橋本知事の頃には言われていて、
「高知県庁は草野球のように司令塔が
バラバラだ」と言われるときもあれば、

…「大リーグの野球のように優秀な
個人が力を発揮している」と評価
されるときもあった。

…つづきます♪

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