♪地域おこし協力隊~集落活動センターの闇?


♪こんにちは。

「集落活動センター」って、
ご存知でしょうか。

検索によれば、どうも高知県の
情報しかヒットしないので、
高知県独特の取り組みかも
知れません…。

高知県によれば、集落活動センター
とは、

・「集落活動センター」とは、
地域住民の皆さまが主体となって、
地域外からの人材も受け入れながら、

…旧小学校や集会所などを拠点に、
それぞれの地域の課題やニーズに
応じて、生活、福祉、産業、防災と
いった様々な活動に

…総合的に取り組む仕組みです。


(高知県「えいとここうち」HPより)


・中山間地域では、高齢化の
進行や人口の減少に伴う地域活動の
担い手不足、買い物や移動手段と
いった生活面での不安、

…農林水産業を担う人材の不足など、
さまざまな課題に直面しています。


…その一方で、集落への「愛着」や
「誇り」を感じながら「今後も
ここに住み続けたい」という想いを
持つ地域住民の皆さまがおられます。

…住民の皆さまの強い想いを実現
するために、地域が抱える課題を
解決する手段として、高知県では、

…「集落活動センターを核とした
集落維持の仕組みづくり」を
推進しています。わたしたちの
ふるさと高知を次世代に繋いで
いくために、

…まずは身近な方々との話し合い
から始めてみませんか。

…以上、引用終わり。

この内容を読んで感じたのは…

・かつて日本にあった地域自治の
復活、回帰

・明治に国が統治するという方針で
税金を取る事で自治の大部分を
代行し、地域の方々に役所への
依存体質を作ったものの、

…自治の代行が出来なくなったので、
かつての活動の復活を促している
(補助金、委託…)

・今の地方の問題(若者が居ない)
の根本的な原因は、放置したまま
での、対処療法的な取り組み。


…その、根本的な原因とは、

…お金がないと豊かになれない、
生きていけない、

…お金を稼ぐなら都市部に
住まわなければいけない

…そのためには最高の教育を
与えたく、地方を出て
都市部の学校へ行かせなければ
ならない

…という、幻、呪縛は、
そのままに、

…地域から出ていってしまい
不足している人手
(若者、実行者)は、

…そんな”呪縛”に気づいた、
あるいは”解かれた””外部の人”
に来てもらえばいい…。
(地域おこし協力隊制度等)

…そんな取り組みに感じました。

でも、そんな呪縛が世界ワースト
を作っている…

…若者の自殺の多さ、少子化
(安心できない、余裕が持てない)
が表していると言えます。

そこに、メスを入れずに、
まずは税制上有利な”組織化”を
促している…。

そして、その誰もが不慣れな
組織化に、住民のエネルギーが
削がれ、

…根本的な地域の課題や
その原因に目を向けること無く、

…やれ、物販だ、観光だ、
企業誘致だ、交流人口増加だ、
外貨獲得だ…と、

…私からすると優先順位が違うし、

問題解決の仕方も違うように
感じてしまうのです。

そういう意味で、本当に持続可能
なのか…。

…という点で心配をしています。

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