私が心理学について学んだ日本メンタルヘルス協会
名古屋校14期を中心にした勉強会「ワンコイン講座」。
今回は神谷さんが講師で中医学について
ご説明いただきました。
神谷さんが中医学に出会ったきっかけは、
ご自身の薬剤師としてのお仕事で、一日に十数種類の
薬を延々と出し続ける対処療法である西洋医学に
疑問を持ったこと、
ご自身の体の不調に対し、西洋医学では効果が感じにくい
状態からの復活のきっかけが中医学であったこと
だったそうです。
実際にご自身の体で感じた”効果”は、
実感しやすいと想像できます。
当初、別の機会で学ばれた別の漢方の考え方は
とても難しく感じて殆ど頭に入らなかったそうですが、
そんな実感をされた後、中医学を学ぶのは
苦ではなかったそうです。
ある意味、中医学に導かれた存在…なのかな
と思いました。
私は自律神経失調症への医療の対応や甲野善紀さん
（古武道家）、養老孟さん（バカの壁で有名ですね）らの
著書を読む中で、今の医学の限界や「おかしさ」を感じたり、
国の保険制度が中医学に対し適応されないという
理不尽さを感じていたこと、
さらに、中医学で重要視される”自然さやバランス感覚”に
とても親近感があったので、
講座の最中にどんどん楽しくなりながら聞かせて頂きました。
特に五行の中の各要素の間の
”相生”（アクセル、サポート、生かす）と
”相剋”（ブレーキ、妨げる）の関係を興味深く感じました。
これを学ぶことで、自分のこと、この自然界の
大きな流れを理解することが出来そう！と
わくわくするものを感じています。
中医学は”中国の医学”ということでネガティブな
反応を持つ方もおられるかも知れませんが、
経験療法と魔法療法に頼っていた日本に
中医学と西洋医学が伝達する中、江戸時代の鎖国が
解かれた後の
「西洋は◯（絶対、先進的）」という号令のもとに、
軍事、科学技術、医療等のあらゆる西洋文化が
日本文化を”置き換え”た感もあり、
日本が失った「大事な事」を学べ、中国という国を
理解することにも役立つのではと思います。
私は「心と体はつながっている、
病気は、体を通しての、よりよい自分の為の
メッセージである」と思っていますが、
中医学の考え方も、”よりより自分の状態の為の
気付き”を与えてくれる、身体を通した一つのメッセージの
解読方法、ヒントを与えてくれる存在なのでは
と後で感じました。
詳細は、こちらのブログで解説しています。
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