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♪こんばんは～
うつの薬の説明の中で、次に気になった
のは、
「うつ病は再発や慢性化の可能性が
あるため、症状がよくなっても、
しばらくは服用を続ける必要がある。
…依存性や習慣性は殆どないので
服用を続けても問題はない」
…という説明です。
これは、うつ病が治るという確信や
治ったという即時に客観的に判断
できる基準がない事を示していると
感じました。
例えば骨折した場合、レントゲンなどで
検査することで、骨がつながったか
どうかを判断することが出来ます。
しかし、うつ病の場合は、「症状がよく
なった」と実感しても、
それを証明する為に、長期にわたって
「大丈夫」と客観的に判断できる為の
記録、エビデンスが必要だと言うこと
です。
他国の精神薬の使用量や期間の横並び
を見るとき、日本が突出して大量の薬を
消費し、長く服用していることが
わかります。
医者が「大丈夫」と判断する責任の
度合いがあるとすれば、
日本と他国では、かなり違うのかも
知れません。
それだけ、医者が大丈夫だと自信を
持てないとも言えますし、
…その背景には例えば、医者が大丈夫
と言った後で自殺があったという場合の
責任問題を恐れているのかも
知れません。
でも、そもそも、症状の目的や原因を
知る事無く、症状を押さえつけている
のですから、
根本的な原因や環境が変わらない限り
薬がなくなれば、症状が復活するのは
当たり前…だと技術職の私は考えます。
だから薬を飲み続けなければならない
のは、当然の事なのかと。
この辺も他国では精神医療は
カウンセリング等で心理的な
ハンディキャップ（イライラしやすい、
ストレス反応をし易い、恐れを抱き易い）
に対し時間をかけてケアするのが
主流なのに、
日本の精神科では初回は30分から
１時間、主治医にお話を聞いて
もらえるものの、その後は10分から
5分という短時間診断が殆どです。
その時間で心理的なケアを受けるのは
困難だと思われます。
また他国並みに医療とカウンセリング
担当者を分けている医療機関も存在
するものの、未だ未だ数は少ないと
考えます。
そういった問題から、薬の量や飲み
続ける期間の長期化になっているもの
と推測します。
つづく…
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