♪どんな情報が与えられたら動ける?


♪こんにちは。

災害への備えに対し、いろんな情報が
存在しますが、大概の人は備えない…

備蓄から移住など様々な選択肢は
あるものの、行動に移せる人は少ないと
言えます。

では、そうした人は、どんな状況になれば
「動けるか」と言えば、おそらく、
手遅れの状況…。

…先日のNHKの特集でも、国など情報を
伝える側は、いろんな事情で情報を持って
いても、伝えれない、伝えることが遅くなる
事がある…と伝えていました。

そんな中、下記の事実…

・広域の災害が起きれば、救助は、数週間、
あるいは数ヶ月来ない(来れない)

・国や地方自治体は数日分の食料しか
備えていない

…ということは事実なのに、多くの人が
動けないのは、

…私達が過去の経験…固定観念とか、
想念とか価値観とか呼んでいるもので
見聞きすることを判断し、行動するから
なのでしょう。

そんな固定観念を破れるのは、
「現場」…しかし、災害が起きたあとで
行動できても、もう、遅い…。

情報を得たあと、動くには「動くと決める」
しかなく、そのモチベーションは、自分ではなく
大事な誰かを本気で守りたい…なのかと
感じています。

所属している協議会で防災に対しての
意見を求められたので、まとめたものを
載せてみます。

=======

<防災について行政への意見・要望に関して>

・行政の支援には時間的、物量的、
人員的な限界がある事
・広域災害では個人、地域単位での
長期間の備えが必要

…が想定されるため、

・行政への依存解消、災害対策の自立化、
地域自治(協力関係)の促進の為に、
下記の点について行政からの問題提起、
各地域(集落単位)での対策立案の促し…
が必要と考えます。

1)大規模災害では”救助、支援”は
数週間来ない場合がある(特に近県での
原発事故や、他地域での自然災害が
重なれば、尚、長期化する恐れがある…

…311での福島県いわき市等で放射線を
恐れて数週間、流通が止まった例あり)

2)災害に遭って家を失ったり食料自給が
出来ない人が、地域に疎開してくる可能性と、
それを受け入れる、受け入れないという
トラブルの発生。

3)2)で受け入れられない場合は、
空き家への不法侵入や農作物泥棒など
犯罪が起き得る可能性。

4)地域にエネルギー資源(木材や竹等)は
あっても、それを活用する為の道具(暖炉とか、
燃焼炉や、木を薪にするために必要な道具
(ノコギリ、斧など…電気やガソリンや石油など
自給できない場合でも使えるもの)や、

修理するための道具)が各家庭や避難所に
無い可能性。

5)生きていく為に必須な「水」の他、「塩」の
調達が困難になる可能性(沿岸部は津波の
被害、山間部は流通が止まる事による)
その他、麹などの有用微生物群なども。

6)被災地の学校に先生が来れなくなり、
子どもたちの教育が止まる可能性。

7)山間部での医療サービスの停滞
(現代医療…医者、薬等)

8)被災地の空き家や田畑で持ち主が
不明、あるいは不在になった場合に、
生活の場としての空き家や、食料自給のための
田畑を活用するニーズの発生

…あなたが守りたい人は誰ですか。
そして守るために、今できることは何ですか。

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