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♪こんにちは。
先日、ニュースで軽自動車の後席に
乗っていた7歳の子が、後ろから
衝突されて亡くなった事が
紹介されていました。
次回に続き、この情報から何を学び
リスクに備えるかを考えていきます。
☆前回の記事はこちら:
そして、衝撃(加速度G)と、
生存空間には、自動車の車体の設定
による相対関係があります。
…衝撃を少なくするなら、車体を時間を
かけて大きく潰れる様に設計する事に
なります。
大きく潰れるということは、その分、
生存空間が小さくなるリスクが
伴います。
逆に言えば、衝撃から脳や臓器が
守られたとしても、生存空間が小さく、
車体と人が圧迫されれば、潰れて
しまうことになります。
☆
こう考えると、車体が小さい、
居住空間が小さい車が不利になると
思われがちですが、
例えば、後席の車体の外側からの
後席までの距離の大きさと考えれば、
例えばSUVやミニバンにある3列シート
でも、軽自動車並の空間であれば、
同様のリスクがあることになります。
また、シートの位置をスライドさせて
車体の外側…バックドアに近づくほど
後ろ側から来た車のエネルギーを
受けやすい(近いほど、車体の潰れが
小さい=衝撃が大きくなる)とも
言えますので、この点も、
軽自動車同様のリスクになります。
☆
また、上記の話はシートベルトを
していた場合の話ですが、
シートベルトをしていない場合は、
例えば、Frシートにぶつかる、
または、Frシートの運転席、助手席の
間から前に出て、
計器盤やガラスに頭をぶつけることも
死因の一つになります。
☆
…なので、特に後席の真ん中に座らせる
場合は、シートベルトは必須と
考える必要があります。
…よく見かける「立たせる」ことは
より大きなリスクとしか言えません。
「おおげさな」と思う人は、
一度、時速10キロ程度でもいいので
後席に子供と同様のモノを置いて
急ブレーキをかけてみてください。
(あくまで自己責任でお願いします…)
…つづきます。
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