こんにちは。
…著者の渋沢寿一さんは次期の一万円札に
決まっている、封建的身分制度から
…「お金」というツールを用いて、
みんなが平等でしあわせな社会を
つくろうとした渋沢栄一氏の
お孫さんにあたります。
そんな渋沢さんが、日本や世界各地を
訪れた経験から得たのは、
…生きることや、しあわせの原点は
明治時代以前の日本にあった…。
…現在の私達、未来の子供たちに残す、
原点復帰のためのヒントの数々を
紹介します。
「人は自然の一部である」渋沢寿一氏著
地湧の森 2023年7月出版
☆
<「しあわせ」基準で生きる!>
・リオ会議でムヒカ大統領は
「私達はこの地球に、ただ発展を
求めて生まれてきたのではありません。
…私達は幸福になるために生まれて
きたのです。人生は短いし、すぐに
過ぎ去ってしまいます。
…そして命ほど貴重なものはなく、
これこそが基本的なものです」
☆
・「経済という視点」だけではない
「幸福という視点」をもつことで
足るを知ることができ、
…持続可能な社会が作れるのでは、
と、ウルグアイのホセ・ムヒカ大統領は
投げかけていると私は思います。
・私達が環境問題に取り組むのであれば、
人間の幸福こそが最も大切な要素である
ことを忘れてはならないのです。
☆
・ミャンマー人のウオンさんの老後の
夢は「瞑想三昧」…「瞑想によって
自分の考えを解き放ち、宇宙とまさに
一体となって、なんの考えも想念も
つかまず、
…なんの欲もつかまず、空の状態に
なる。そして永遠の心の安寧を得る。
それを一日中やっていられる。
それが人生の夢です」
<与えて、しあわせ…>
・ミャンマー人…物欲はほどんどなく、
経済的な利益は功徳として積み、
金箔を貼るためにすべて寺院に寄進する。
…それでミャンマー人のウオンさんは、
十分に幸せなわけです。
☆
つづきます…。
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