♪すべてを明日の糧にして 宇梶 静江氏著の紹介です!2


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♪こんばんは~

今の時代と江戸時代、そして縄文時代を
比較する中で出てきた「アイヌ民族」。

今回は、私が小学校の頃には、未だ
祖父や祖母が教えてくれた内容で
あったけれども、

いつの間にか、私たちと、それ以外の
存在に「線引」をしていたなと
思い出させる内容が盛りだくさんです。

江戸時代は持続可能な社会だと
言われていますが、アイヌ一族も、
自然と対話し持続可能で地球にかける
負担を最小限に…と代々受け継いでいた
民族だったようです…
 
「すべてを明日の糧にして」
宇梶 静江氏著 清流出版
2011年6月出版

すべてを明日の糧として―今こそ、アイヌの知恵と勇気を


<アイヌ民族と自然>

・アイヌの人たちは、人も動物も、
同じ土から生まれ、同じ土に還って
いくと考えている。

・アイヌはいつだって自然と共に
生きてきた。自然と真摯に対峙して
つつましく、誇り高く生きてきたんだ。

・アイヌモリシ(人が住む静かな大地)
に住まわせてもらっていることに
いつも感謝しなさい。

・クマは山の神様の化身。人間界に
来たってことは、その肉体を
プレゼントしてくれたってこと。

・大地や山河の恵みをつつしみ深く
いただき、万物に宿る自然界の神々を
敬い、礼節を重んじ、争いを好まない、
自立した穏やかな民族だったよ。

阿寒湖

・アイヌは山菜を採るにしても必要な
分しか採らない。根っこを傷つけない
ようにそっと採る。

…来年また大地の恵みをいただける
ようにね。

・私たちが伝えたいのは、食材や
食べ方だけじゃなく、自然との
つつしみを持った付き合い方なんだ。

 
<芸術に達する自給自足の世界>

・道具一つにしても手を抜かずに作る
ので芸術に近い仕上がりになり
大切に使う。

・アイヌのおじいさんたちや、
おばあさんたちの手による小さな刺繍
ひとつ、縄一本の見事さ、それは
多くの口伝や伝承の中で育まれて
きたもの。

…アイヌみんなの共有財産なんだ。

アイヌ刺しゅう

・アイヌの村では着るものを自分たちで
作るのは当たり前のことだったからね。
☆画像はこちらからお借りしました。

自然に感謝:

 
 
 
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